第二十一話
よし、シオンさんは完全に戦う気になった。僕も
「たかがエルフと人間の
ドラゴン・ロードは口から、真っ赤な大きな火の玉を
ハイ・リカバリー! ハイ・リカバリー! ハイ・リカバリー!
するとシオンさんは、レイピアを
「ありがとう、
そしてジャンプして、ドラゴン・ロードの
「グハハハハ! そんな攻撃は、我の
そしてドラゴン・ロードは、後ろを
ハイ・リカバリー! ハイ・リカバリー! ハイ・リカバリー!
するとシオンさんは今度は、ドラゴン・ロードの
「グハハハハ! そんな小さなダメージでは、
それを聞いたシオンさんは、答えた。
「でも、ダメージは与えられたようね。やはりウロコが無い腹なら、ダメージを与えられるようね……」
そして
「直道君! このレイピアに、パワー・ソードの魔法をかけて!」
すると直道はすぐに、
パワー・ソード! パワー・ソード! パワー・ソード!
シオンさんは攻撃力が四倍になったレイピアで、ドラゴン・ロードの腹を攻撃した。右から左に回転して、その
ストーム・スラッシュ!
するとこの攻撃は、ドラゴン・ロードに大ダメージを与えたようだ。
「くっ、エルフの
次の
ストーム・スラッシュ!
しかし今度は、ドラゴン・ロードは余裕だった。
「グハハハハ! そんな
そして何とドラゴン・ロードは、自分にくっついている岩を部屋中に
く、くそっ。僕たちは、ここまでなのか。やっぱりドラゴン・ロードを倒すのは、
ふと見るとドラゴン・ロードのツノがまた光り、壁の岩が再び鎧のようにくっついた。ダメだ、このドラゴン・ロードは強すぎる。勝てる気がしない……。
そうして心が
それは体力を、
僕は
「おい、直道。
すると、
「あ、あんまり大丈夫じゃない……」
「でも直道。体に違和感を感じないか? 自分のレベルが上がったような、違和感を」
「違和感? なるほど、そういえば新しい魔法を覚えたような違和感があるよ……」
僕はそれを聞いて、直道にかけることにした。直道に体力を完全回復させる、魔法をかけた。
グレート・リカバリー!
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