子取り坊主
とりあえず小説を書きたい
子取り子取り子取り子取り子取り子取り子取り子取り子取り
昭和○△年十一月五日
当時の県警は○△県▽△郡□○村、灘家の
県警は捜索を始めると同時に、警視庁に警官の増員を要請した、が。
警視庁はそれを拒否し、捜索は難航の一途を辿った。
当時、陽毬君が失踪した地区は冬景色に染まっていた。
県の警察官達は必死に陽毬君を捜索した。
が、奮闘虚しく、陽毬君は村長宅の付近の雑木林に凍死体の状態で発見された。
陽毬君の仏を発見した年若き"警官"であった人物が自殺する直前に書かれたと思われる手記を抜粋し、掲載する。
『私は少年、陽毬君の死体を発見した警官であります。私はあの日、今は消え去った誇り高き信念を持って彼を探しておりました。
ですが、あの日からずっとずっと後悔しています。あの日、私の全てを投げ打って《奴》を殺していたら、どれだけ少年の無念を晴らせたでしょうか。私は今から死にます。ですが、陽毬君が生きた意味を、人生を想い、此処に《奴等》の存在があった。という事を残させて頂きます。《奴》は、柔軟な年寄りの皮を被り、《奴等》は此の國の上層に居ます。私は、己の正義を信じ、行動します』
その日、一人の警官により、警視庁上層と内閣総理大臣の私宅が時限爆弾で爆破された。
内閣総理大臣及びに警視総監生死不明
数時間後。
臨時政府により、緊急対テロ会議が行われた。
子取り坊主は貴方を見ています。いつも見ています。
じーっと見ています。虎視眈々と虎視眈々と
子を取るのは、妖では無く、人だという事を貴方は知った。
この物語はフィクションです。実際の人物、団体とは関係ありません、
____
黑兔です。
サスペンスかホラーかよう分からんジャンルでした。
一話終了です。最後までお読み下さりありがとうございましたッ!
子取り坊主 とりあえず小説を書きたい @kuroto1717
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