砂時計

Feelings overflow

It resembles a sandglass…



止め処ない現実に

心 奪われ 空回りしても

断ち切れない想い

心に抱いて 空を見上げている


強くなりたい どんな哀しみも

撃ち砕けるように


出ない答えを求めて彷徨い歩いて

涙を流したとしても

瞳の奥に

優しい光が息づいている


その手に掴んだ夢が 辛い現実に

儚く揺らいだとしても

The life

continues ticking time away

      in the vicissitudes


[ However…

 The sky to look up at hides

   the eternal time inside,

 and stand still calmly   ]

 


時代ときの流れの中で

心 押し潰されて 挫けても

立ち止まっていては

心に育つ 希望も消えるから


強くありたい 君の哀しみも

拭い去れるように


出ない答えを求めて彷徨い歩いて

たとえつまづいたとしても

時間ときの砂は

容赦なく 流れ続けるから


未来を見詰める瞳を そっと抱き寄せて

今は静かに眠ればいい

優しい朝を

迎える時にまた歩き出せるように

Feelings overflow

   from the gap of our heart


It resembles a sandglass



どんな哀しみも 撃ち砕く術を

見つけられるように

   (I want to become strong)


時間の砂は留まることを知らずに

その勢いに すべてを

巻き込んで行く

だから今は そっと瞳を閉じて


暗闇に落とした涙が涸れるまで

ギュッと 手を握り締めるよ

優しい朝を

迎える時にまた歩き出せるように



強くなりたい この胸に眠る

君の哀しみも(君の喜びも)

すべてを受け止められるように


Feelings overflow

   from the gap of our heart


It resembles a sandglass










思い出 出ない答えを抱いて

強くなりたい 君の悲しみを 拭い去れるように

四角く切り取られた空は

悠久の時を内に秘めて 静かに佇む





Feelings overflow

     from a gap of fingers



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拙作『その手を伸ばして・・・』の

原作となった詩。

これからあの世界に拡がりました。

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