風の幻想歌
枯れ葉が舞い散る黄昏
都会の片隅 座り込んで
瞳を閉じ そっと 耳を澄ませば
風の歌が 聴こえて来る
人の騒めきが 消えて行くと
月が輝き 星が煌く
誰も知らない 静かな
遙かな
優しさを求める心のために 風が ずっと歌っている
“私がいつも 傍にいるよ” と…
静かに溢れる朝日が
座り込んでいる私の上に
そっと 降り注ぎ 影を作り出すと
土の香りが 匂い立つ
人の騒めきの中に居ても
風の歌声 今は聴こえる
誰も気付かない 優しい
輝く
愛しさを求める心のために 風が今も歌っている
“独りじゃないよ 私が居るよ” と…
誰も知らない 静かな
遙かな
誰も気付かない 優しい
輝く
優しさを(愛しさを)求める心のために
風が ずっと歌っている
“独りじゃないよ みんな居るよ” と…
−−−−−
頬をくすぐり、髪を揺らす優しい風は、
心に歌い掛けます。
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