for my Dear

小鳥がさえずる穏やかな朝

窓から射し込む 陽射しの中で

温かな瞳を 優しく見つめて

そっとささやく 心からの言葉



「おはよう」の中に込めた万感の想いは

かすかなkissの温もりで あなたの想いと

静かに時間をかけて 溶け合っていった

永遠に続くと思えた千五百ちいほの夜

果てしない苦しみの中から抜け出せたのは

あなたの強い想いを感じ取れたから



恐ろしい程の夜の闇に 押し潰されても

決して諦めない

あなたと共に在ること…それが

時間ときの流れの中 希望になるのだから



for my Dear 忘れていた あなたの温もり

for my Dear 何があっても 傍にいてくれた

for my Dear 寂しがりの心が 凍えないように

ずっと隣りにいて 支え続けてくれていたのに

But now, I'm feeling the warmth of your heart



「ごめんなさい…そして ありがとう」

優しい腕の中で そっと呟くの



この空の高さ 景色の眩しさ

躰を包むように奏でられる

風の幻想歌メロディに 耳を傾けて

あなたとずっと 歩き続けていく



夢が砕けてしまうのは 今も怖いけど

優しい微笑みと 確かな腕の温もりが

絶望を抜け出すための 希望をくれるの

永遠に続くと思えた千五百ちいほの夜

何を掴めばいいのかさえも 解らなくなって

瞳は夜の闇しか映さなくなった



手を伸ばした先で触れるはずの 力強い腕さえも

見つけられず

あなたと共に在ること…それも

苦しい時間の中 忘れてしまっていた



for my Dear どうして忘れていたのだろう

for my Dear 何があっても 傍にいてくれるのに



恐ろしい程の夜の闇に 押し潰されても

決して諦めない

あなたと共に在ること…それが

時間ときの流れの中 夢になるのだから



for my Dear 果てしなく続く それぞれの道

for my Dear 2人でゆっくり歩いて行こう

for my Dear 愛し合う心が 眩しく輝き

迫り来る闇すら 鮮やかな彩りで照らし出す

And now, I'm walking in the shining road with you



「ごめんなさい…そして ありがとう」

優しい腕の中で そっと呟くの 

            for my Dear……





-----

愛しいあなたへ、心からの感謝を

それぞれの道を歩いていても

そばに感じられるのなら

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る