第8話 それから・冬

次にY美に会ったのは、その年の冬だった。

年末、K市から帰省したY美と、駅前のファミレスで待ち合わせた。


ファミレスといっても地元資本のチェーン店で、Y美とは中学の頃から利用していた、よく知っている店だった。




あれから、わたしが地元で、

凪のような日々を送っていたのに対し、

Y美はK市で、わたしを驚かすには十分な、刺激的な的な日々を送っていた。



Y美は学校もあの店も辞めてしまい、

なんと、紳士や名士専門の、疑似恋愛のお相手をする、プロフェッショナルな女性に転身していた。

今でいう、パパ活女子・・・?




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