第20話
やはり剣聖の名は伊達ではないようで俺は防御に徹するだけとなってしまった。
だけど、少しずつ感覚が掴めている気がする!
剣聖といえどやっぱり人間だ。
ダンジョン内でルシウスに特訓させられた今の俺ならわかる。
実はダンジョンでボスを倒した後にルシウスと模擬戦をしたのだ。
結果は引き分け。
多分手加減してくれていたのだろう。
だがその戦いでたくさんのことを教えてもらった。
魔法についてや、人体の構造。
召喚獣についてなど。
ちなみにその後、膝枕をしてもらった。
顔真っ赤にしててめっちゃ可愛かったです。
今の俺なら炎陽には勝てる。
そう思う理由は二つ。
1つ目は俺には魔法があるということ。
これは大きなアドバンテージだ。
だがもう1つ、決定的な理由がある。
こちとらもう人間卒業しとんじゃボケェェェェェェ!!
剣筋を見極めろ。
炎陽が右足を前に出した時、俺は動いた。
まず地面に魔力を分散させる。
「誰が剣で戦うつったんだよ。」
準備完了。
「
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