第18話

 ダンジョンを出て囲まれたのだが、、、。

ん?

少し違和感がある。

なんか見たことある顔の人たち、、、。

あ!


「ライ!久しぶり!」


そこにいたのは俺の元の世界での幼馴染であるライだった。


「あおいか!なんでこんなところにいるんだ!?」


「いやー、ちょっと色々とあって、、、。」


「そうか。一旦街で話さないか?そこの方も含めて聞きたいことがあるんだ。」


それは俺としてゃありがたいことなので引き受けたいのだが、、、。


「ルシウスさんは大丈夫ですか?」


「ああ、妾も少し興味がある。行かせてくれ。」


よかった。

さっきから難しい顔をしていたからてっきりダメなのかと思い込んでいた。

そんなことを考えていると、不意にルシウスが俺の前に出た。


「じゃがその前にライよ。一つ問おう。お主は妾が魔王だとしても街に同行させるのか?」


え!?魔王だってこと言っちゃった!?

ライの後ろの人たちは身構えてるし、


「そうですね、、、。わかりました。」


そういった瞬間、ライがルシウスの胸に腰につけていた剣を刺した。


「死んでください。」

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