第17話
妾は奴、野村あおいの力を見誤っていたのかもしれない。
それに気づいたのは奴が『天使乃門』を使用した時だった。
それは1体だけでSSSランクの災厄級に匹敵すると言われている亜人だ。
しかも天使には必ずスキルで魔物と戦う時に自動的にバフがつくようになっている。おまけに魔物のスキルを封じることができる。
つまりその天使を何体も召喚できるあおいはSSSを優に越している。
その証拠として奴の周りには18体ほど天使が飛んでおり、死累腐人王は跡形もなく消されていた。
妾の中では焦りや恐怖ではない別の感情が生まれていた。
かっこいいと、、、。
〜〜〜
「出口が見えてきましたね。」
魔物を倒された俺は半ば放心しながらダンジョン内をルシウスと歩いていた。
ルシウスも何かあったのか俺の顔を見ては顔を赤くしそっぽを向いてしまう。
正直言って可愛い。
そんなこんなで色々あったが俺たちはダンジョンを出ることに成功した。
一見するととてもいいことのように感じるが、俺たちは外に出た瞬間囲まれた。
今度こそ言わせてくれ、、、。
おれもうしーらね!
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