第8話

 「え?」


はい、状況を説明しましょう。

蜘蛛が潰れた。

以上。


「はっはっは。お主やはり只者ではないのう。それじゃあ次は『オーラ』について説明するかのぉ。」


「『気』?」


「うむ、『気』とは魔力の応用じゃな。赫の『気』は攻撃力補正、蒼の『気』はスピード補正、橙の『気』は防御力補正、翠の『気』は跳躍力補正の4つが基本じゃな。」


なるほど、、、。

話によるとこの世界の生き物は誕生するときに基本的には基本の『気』4つと特殊の『気』を1つ与えられるらしい。


「話せば長くなるが、特殊な『気』と言うのは、各スキルや適正魔法にも影響されるの。例えばスキルが『回復者ヒーラー』ならほとんどが治癒力補正の『気』じゃな。他にも適正魔法が雷なら雷魔法補正の『気』じゃな。じゃが一般的には特殊の『気』は1人1つじゃから適正魔法が雷魔法のスキル『回復者ヒーラー』ならランダムで治癒力補正か雷魔法補正のどちらかが与えられるな。」


ふむふむ、、、。

そこはしっかりしているのか。

もし特定の人だけに力がいったら面倒だからな。

ちなみに彼女は全属性魔法補正と全特殊魔法補正らしい。

ん、、、?

前言撤回。



やっぱこの人,魔王ルシウスは化け物だった、、、。

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