第9話

 「それじゃあお主の『気』について確認するかの。」


「え?どうやってやるんですか?」


「全身に魔力を流してみよ。それだけだ。」


うん、、、。

やっぱり


「才能がある人が羨ましいな!!!」


「お主も十分才能があるが?」


まあいい。

聞かなかったことにして、、、。

全身に魔力を流す、、、。

結構難しいと思っていたけど案外簡単にできた。

その瞬間、頭の中に謎の言葉が流れる。


【ただいまより、野村あおいのこの世界への適応を開始します。】


ルシウスにも聞こえていたらしい。

彼女が目を見開く。


「こ、これは、、、。神の信託か!?ここまでとは、、、。」


【初めに体をこの世界に適応できるよう作り替えます。続いて神より魔法、スキル『気』のギフトを与えます。続いて神により信託延長の詫びに追加ギフトを与えます。1秒1ギフトと換算し計864500のギフトを与えます。問題発生。ギフト委託者の身体がギフトに耐えられないことを確認。対応できるよう作り替えます。これにより神の信託を終了いたします。】


目を開けてみると、周りが更地になっており、ルシウスは気絶していた。

うん、、、。

なんかクソでかい数のギフトもらったんやが!?

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