応援コメント

窓越しの宇宙(お題:窓越しの)」への応援コメント

  • 仮想空間と現実世界の対比がお見事です。何が現実かなんてのはもはや認知上の問題でしかなくて、だからこそゼーガはループやシンギュラリティの要素を入れたのでしょうが、あれはあれで的を絞り切れていなかった惜しい作品だというのが個人的な感想ではあります。ただ、それじゃ単なるVRものがベターかと言われると、そういうわけでもないのですが…
    本作品、私的には「2001年宇宙の旅」を思い出しました。モノリスで人類の進化が促されて、超感覚を獲得して宇宙に適合した新人類が誕生する、という。本作の主人公、行き詰った人類を代替わりさせようという、種の存続をかけた老人たちの壮大な実験に供された被験体であるように感じました。
    ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか、答えは自分の中にありますね。素晴らしい短編、ありがとうございました!

    作者からの返信

    ゼーガはわりとSF的ガジェット詰め込んだ感はあるんですが、でもみんな好きなのは、きっとSFであるが故に生み出される、あの夏の喪失感がみんな大好きなんですよねー。あー、久々にリトルグッバイ聴きたくなってきたー!

    おお、「2001年」! その感覚で行くと諏訪野さんは「らせん」要素の方に強く反応したということなのかも。違うのは、上からの実験とか選別とかではなく、止むに止まれずはみ出さざる得ない奴でないと、現実の昏さに耐えられないので、というどちらかといえば更なる仕打ちを、的な構造になってることかもしれません。
    ここらへんは新井素子だったり竹本健治だったりのSF作品の要素が出てきてるのかも……。

    おそらく読んでくれそうな人の中で一番SF詳しそうな諏訪野さんの意見は気になってたんで、書いてもらえて大変ありがたいですw

  • おおお、これは面白い……!
    長編で読みたいタイプのSFですね!お見事でした!

    作者からの返信

    おお、ありがたやありがたや……!
    睡眠時間削って書いてよかったです。家宝にします!(何を?)


  • んんんん、これは?

    一人の人物の、青年期編と老人期編を強引につなげた形にも見えますが、青年期編のエピソードが実は「遺伝子槽」の中で行われているVRシミュレーション……というのが正解ですか? つまり、このたびタツトは晴れて選抜をクリアして、正式に生を受け、次代司令官としての教育を受ける、と?

    いいな、これ w。問題行動起こしそうなのとか、ヤバそうなのとか、事前に選別できるってことですよね。でも、こういうことやったら、結局出てきた者の間で、ヤバイのとか優秀なのとかが一定割合に分化して、事前選別の意味が出ないってことも有り得そう。

    まあ、この場は主人公の前途に栄光のあることを祈ります。世界に適応しきれない若者の葛藤と、詩情のにじんだラストシーン、なんとなく眉村卓を思い起こさせました。

    しかしこういうキレッキレのSFショートショートを一日で書くかね……。

    作者からの返信

    おはようございます😃
    とゆーか、今頃夢の中なんでは……w

    読み取ってもらえたようでホッとしてます、もう時間もねー、やばいよやばいよ、で大分説明すっとばした書き方したので。
    まあ元ネタというかネタ元はみんな大好きゼーガペイン+らせん、ってトコなんですがw
    ラスト、眉村卓ですか、『司政官 全短編』の文庫、全然読み終わってないのに実家でたぶん腐ってんな(比喩ではなく物理的にw)……勿体ない。

    最後、気に入ってもらえたようなんで、ほんと最初考えたメタ落ちにしなくてよかった……!