不死身の少年は廃れた世界達を懐かしむ〜不死身は悪いことだらけではありません〜

語彙力は海に投げ捨るモノ。

第一話「ダリアとリンドウさん」

コンッ。コンッ。


ー響く静かな音。この矛盾している音を彼らは聞いているだろうー


「どうしようか。リンドウさん。」

「知らね。」

「そうですか。リンドウさん。」

「そのさん付けをやめろ!!!!」

「さん付けは最低限の礼儀です。よね?リンドウさん?」

「気味が悪りぃ…オゲェ…。」


口が悪いけど、俺と共に旅をしてくれているリンドウさん。正確には俺の力がリンドウさんを縛り付けているらしい?


「バァー!!」

「ギァァァァァァァァァァァァァァ!!」


リンドウさんの弱点は「幽霊」。脳内に響く叫び声はとても新鮮で楽しい。


「困ったー。」

「何がだ?」

「えへっ☆どうやら、俺たち、閉じ込められたみたい。」

「はぁぁぁぁ??」  


ー序盤早々、閉じ込めれたダリアとリンドウ。彼らは果たして、出られるのか?ー


続く。




「おまけ」


ー皆さん、初めまして。私の名前は「ガマズミ」ー


ー私は慈悲深い神。おや、どうやら、リンドウは原因不明で廃れてしまった世界達を調査する為にあの世界に来ているようですが…?ー


ーあら、運命は絡み合うモノ。彼らのストーリーを最後まで見届けましょう。ー


ー飽き性の私は最後まで見れるのでしょうか?少し、不安…ですね?ー


終。

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不死身の少年は廃れた世界達を懐かしむ〜不死身は悪いことだらけではありません〜 語彙力は海に投げ捨るモノ。 @Hoozuki01

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