おむつ
「ハマミ殿下・・・その小さな胸に、いったいどれだけの悲しみを秘めてらしたのでしょうか」
よよよ、と泣き崩れながら殺害予告並みの嫌味を発したエンリカのムネを64ビートで揉みあげ喘がせると、司令に向き直る。
「・・・御輿ですか」
「早いな。御年ならば全宇宙が即時味方になったものと思い込んでムリは無いと思うが」
「いえ、顔の赤さをご覧になって。十分以上に感じるところがありましてよ」
ジツは40+千年以上は超えてんだよゴメン・・・
「看破された通り戦災復興の御輿だよ。担ぎ手はユニオン、ヴェーダ・・・そこにこの親書だ」
司令は親書を叩く。
「ダナンは拒否、ということだな」
クロード大尉が受けた。
「ザイオン残党・・・我が族達を放置しお祭り騒ぎはご免被る、ということですわね」
ダナーンズが一番正しいわマジで。
はいここまでが戦後でーすwこっから復興ね?復讐とか時代遅れだからwwよろしくーwwwで血の復讐者や戦争狂どもが納まるかっつーの・・・ピラミッド、兵馬俑、元寇、朝鮮出兵、終戦勅旨、インドネシア独立・・・前々世で起きた、起こした戦争の後始末の歴史が頭に浮かぶ。血が流れたもののが多いだろ、心底呆れるわ・・・
「乗り気そうでは無いな・・・殿下は反対なのか?」
「お恥ずかしいです・・・わたくしのような子供の自慰的願望で、宇宙の悲しみが癒せるなんて・・・いえ、世界が騙されるとは、とても思えませんわ」
うわー司令の前だからって救世を望んでる少女気取っちゃったよキャー!!!宇宙の悲しみ!!!!!!!
オナって癒せんのは精々目の前のロリベルトくらいやろ・・・もはやソレさえあやしいけどさ。
「このイベントにはユニオンだけではない、深いところからの後押しもある」
深いトコロ・・・後ろの穴の奴らね。
イノセンやエンシェンか・・・
エンリカが脱いだパイロットスーツを着せ直してくれている。
何気に使い捨ておむつを装着してくれているのに友情を感じる・・・幸せ・・・
「ハマミ中尉、いや・・・ハマミ殿下。我々と」
言いかけたギルベルトを遮るように、艦内にマシュー先輩の声が響いた。
「我々はダナーンズ、ハマミ中尉の即時解放を求める。繰り返しはしない。こちらには被疑者家族の受け渡し用意あり。こちらは繰り返す、被疑者家族の・・・」
「なんだこれは!」
あたしも同じ吃驚だよ。自爆は??既に飽きられてんの??
『艦内放送系をインターセプトされてます、手段は・・・不明!』
司令のエアコムのやりとりが筒抜けであせる。
「殿下、これは・・・?」
ギルベ改めクロード大尉から怪訝な視線。
「・・・感じていた生温さの正体、ですわね」
眉を下ろし、切なげに聞こえるよう願いながら、吐く。
そう、あの恥ずい放映の続きだ!オナるならば皿まで!ダレがお皿やねぇえええん!!!
「あちらにも、命を共にする仲間がいるのです」
脚が閉じなくなるまで両穴をガタガタにしてくれる
さっき捨てたけどw回収!
「こちらで頂いた皆々様方の瞳の輝き、公女としてこのハマミ・・・来世まで忘れません」
来世どこいくんやろマジで・・・
「こちらダナン、敵性リーゼ30機を確認。先方の援軍か」
もー!空気読まんマシューせんぱいとリーゼサンジュッキとやら・・・30機?!?!
「なんだ」
『属性不明。機体はハイン・ツァイ、ユニオンのものです・・・戦闘展開、機甲錐形をとりました!敵性を確認!』
「こちらダナン。先方との敵性を確認した、迎撃に向かう。手出しその他は好きにされよ、ハマミ機の停戦コードは共有しておく」
司令の手にある親書が破り捨てられる。
ああ、それ陛下のじゃないのよ?・・・大丈夫なのかしら・・・
「何が好きにしろ、だ!舐められるなッ!こちらも全機発進、クロード大尉!・・・は行ったか、エンリカ中尉も・・・行ったか。よし、ブリッジへ上がるぞ」
う~んこの戦争狂どもめ・・・結局こいつら皆殺しにせんと戦争終わらんだろ。
いい目をしている・・・キラッ☆じゃねーよ!ゆるく笑い合うだけで生きていける世界を返して!!オスギデスみたいなラッキーたなぼた大量死イベントてもうないのかな・・・
殺しを覚えた人間、殺しの中で生まれた人間、そしてあたし。
こいつらが全部消えたら、前々世みたいなコトバだけで死ね死ね言うだけのゆる~く腐っていく世界へならも一度戻れ・・・あ、あたしも死ぬから無理か。
セツねえ・・・
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『手段は・・・不明!』
ああ~~~~~~~~~~これ楽www
たぶんエヴァからパ・・・
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