第28話 戦後

セレディア王国女王リアはエイベルとディレートそして生き残った騎士団長とアリシア達にセレディア王国がなくなるまでその恩は忘れないと誓った。

 

 戦死したハインツとルイスは手厚く埋葬された。命を失った全ての兵士や騎士達が安らかに眠れるように生き残った者達は祈った。

 

 シエナとディレートとアネット、フェリクスそしてオレーヌは各騎士団とともにレイノルズ王国へと戻った。

 

 復讐を果たしたディオンはダスマルクスの後を継いでアルスト伯となりセレディア王国復興の為に尽力している、その傍らにはソフィアがいた。

 

 アルナはナディアとその兄弟つれてとバディソンの街で暮らしている神殿にやってくる病人や怪我人のために今日も祈り続けている。

ルークはアルムガルド帝国との戦いや剣術の高さを評価されラーナドゥール王国騎士団聖騎士団の聖騎士となった。

 

 アリシアはエイベルからレイノルズ王国とラーナドゥール王国の未来の為に両国の血を継ぐ者として公爵の爵位を授かった、

竜を従えた女公爵としてアリシアはラーナドゥール王国の民に歓迎された。

 

 大敗したアルムガルド帝国はレオニスが後を継いでカイゼルとカイルの協力の元国を立て直す事になった。

 

 ラーナ大陸の戦いは終わった、しかしその先はどうなるか誰にもわからなかった。

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ラーナ大陸記 銀の民の血を継ぐ者 atias @atas

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