第6話

「まじで何なんだあのジジイ...人の話も聞かずにどっか行っちまったし、それにこの女もまだ目が冷めきってないみたいだし...」


そう言って女の方に視線を向けると、

女は両腕をこちらに伸ばして

「んー」と繰り返している。


何がしたいんだこいつ、寝てる間にゾンビにでも噛まれたか?


「ヒーロ、おんぶー...」


「ヒーロ...?彼氏とかの名前か?」

どうやら俺を誰かと勘違いしているようだが

このまま女ゾンビを放置する訳にはいかないので、こいつを背負っておじさんについて行くことにした。


「おっも...」 「しゅつげきー」



──────


成り行きで書いていたら想像の20倍ぐらい短めになってしまいました、スミマセン。

次回の投稿は水曜日(もっと早くなるかも)を予定していますm(_ _)m

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