第5話

俺は椅子に座り、早速話題を切り出す。


「俺はライジェルフ。改めてだが、助けてくれたことは感謝してる。

あのままじゃ俺もあの女もドラゴンの餌になってたから」


「礼は良いと言っとるじゃろ、とっとと本題に入らんか」


本題...俺が目を覚ました瞬間からずっとあった違和感についてだ。そう...



あのベッドは寝心地が良すぎる!!


正直、前世でもあんなもふもふベッドに触れたことが無い。

もう勇者のことは諦めてあのベッドで今世もニートしてもいいなと一瞬思っちゃったぐらい。


今世の実家、宿のベッドは悪くなかったけど前世の物には劣っていたから、多分この世界で一二を争う高級ベッドだ。


つまりこのベッドを客人に適当に使わせれるこのマッチョジジイは只者ではない...!


覚悟を決め、俺はマッチョジジイの正体について問いかける。


「おじさん、あんたは何m「あぇ...あ、れ?」


なんかちょっとシリアスじみた空気を貫通して、ベッドから女が這い出て、目を擦っていた。


「小娘も目を覚ましたか。

移動するぞ、わしについてこい」


「ふぇ...?」

「ちょ、おじさん質問がまだ終わって...!」


と、全く状況が理解出来ていない

俺たちを置いてマッチョジジイは扉を開けて外に出ていった。





────────────

1ヶ月間、投稿を大幅に遅れてしまい大変申し訳ございませんでした。


理由としましては、とあるゲームにハマってしまい、何故こんなに面白いのかと研究を続けていたら1ヶ月の時間が過ぎ去っていました

(念を押すようだけれどただ遊んでた訳じゃないよ)


これからもあまり期待せず、生暖かい目で見守って頂ければ幸いです。


追記:

主人公の名前が未だに出てなくていつ出すか、もしくは出さないのかと以前の自分の方向性がうろ覚えだったので名前を出しました。

主人公の名前はライジェルフです、色々ガバガバで申し訳ないです

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