第418話 魔神と聖守⑤


 アリエットがその場所に辿り着いたとき、丁度スレイがバステレトの心臓を貫いている所だった。植物や鎖によって拘束されたバステレトは得意の催眠すら聖なる光で無効化され、そのまま魔石を砕かれて死に至った。

 魂がアリエットの元に戻ってきたことでそれを実感した。



(これで七仙業魔が半壊したわね)



 残る七仙業魔はアンヘル、フェレクス、ルフェイの三体だけ。

 フェレクスはアリエットの側に待機して、足元から炎を伸ばす。それらは壁となってこの戦場を取り囲んだ。樹海へと引火していく中、それでもスレイは全く気に留めた様子もなく聖王剣を引き抜く。



「来たか」

「あんたを殺すためにね」

「君にそれができるとは思わない。私の聖王剣は聖石の王だ……いや、君たちに聖石と言っても分からないか。つまり魔石の王だ。あらゆる魔石を一撃で砕く権限を持っている。魔族とやらは体内に魔石を持ち、それを核として生命を維持している。だから魔石さえ砕けばこの通りだ」



 スレイは勢いよく振り返り、何もない場所へと聖王剣を振り下ろした。

 するとその場所が歪み、赤い液体が飛び散る。透明化して暗殺しようと試みた魔族がいたのだ。その魔族は正確に魔石を切り裂かれ、死に至った。

 魔族特効ともいうべきその兵器を目の当たりにしてアリエットは苦々しく思う。

 だが今更引き下がらないことは先程決めたばかりだ。



「いけ!」



 契約の鎖がアリエットの右手より放たれる。幾重にも分裂する鎖はスレイを捕えようとしたが、スレイは足元から植物を生やすことで空中に逃れ、回避した。

 しかしそれはアリエットの策略である。

 鎖は突如として地面の影より現れた怪物へと吸い込まれた。九尾魔仙アンヘルの使役する影の眷属である。これらの眷属、餓楼たちは大きく口を開いて鎖を呑み込んだ。アンヘルの操る餓楼は影を介して繋がっている。よってこうして呑み込んだ鎖は、同じく影から取り出すこともできるのだ。

 フェレクスの炎はこの影を無数に生み出すためにあった。

 たとえ希薄でも影さえあれば餓楼は通路にできる。新しい餓楼が影より現れ、その大口を開き、空中に逃れたスレイに向けて鎖を射出した。アリエットが制御する鎖は物理挙動を無視してスレイへと巻き付き、強く締め付ける。

 しかしスレイは即座に聖なる光で分解し、脱出した。

 また黒い槍を降り注がせて餓楼の全てを的確に貫き撃破する。



「手数が少ない。私を倒すには足りない」

「分かってるわよ! フェレクス!」



 呼び声に応えてフェレクスは炎の壁から炎弾を生み出し、スレイへと殺到させた。細かく分裂させたので威力は低いが、回避できる密度ではない。

 つまりスレイは高出力な聖なる光による防御を強要させられる。

 予想通り、淡い光が炎弾を霧散させ始めた。



(そこよ)



 契約の鎖を介してアンヘルに命じる。

 すると地面の影から餓楼が飛び出し、スレイの足へと噛みついた。聖なる光により常に分解されているが、それらは物量で対応する。ただスレイもそのままではなく、聖なる光を餓楼に集中させ、圧縮することで瞬時に消滅させた。同時に迫る炎弾は磁力操作でプラズマに干渉し、霧散させていく。

 次の瞬間、スレイを中心として地面に亀裂が走った。

 その亀裂は蜘蛛の巣のように広がってアリエットやフェレクスのいる場所まで到達する。何かを察したのかフェレクスはアリエットの腕を掴んで上空へと舞い上がった。

 この判断は正しかった。

 地面が突如として大爆発を引き起こし、真っ赤な溶岩が溢れ出たのである。それらはスレイ自身が生み出した樹海をも呑み込んで地上を火の海にしてしまう。自分自身をも巻き込む火山爆破の攻撃だったが、やはりスレイは無傷であった。



「アリエット様、このままでは地の利を奪われます」

「ええ。だったらこっちも地の利を押し付ければいいってことよね」



 丁度、地上は膨大な熱を帯びている。これによって空気が暖められ、密度が低下したことで上へと昇り始めた。つまり激しい上昇気流が発生したのである。上昇気流は遥か上空において急激に冷やされ、雲となる。またそれの雲は激しく搔き乱されることで静電気を帯び、それらは集まって雷雲となった。

 この自然現象に魔力的現象を組み合わせれば、絶大な天候変化を引き起こせる。



「アンヘル!」



 アリエットの呼びかけで、今まで隠れていたアンヘルが姿を見せた。九本の尾からは影が飛び出し、それらは餓楼として呪歌ことばを紡ぎだす。



『Th Lrd sa shphrd, nd Ir hv nthng toh lck. Th Lrd wll rst mr inh th fld ofh grn grss nd brng myr sl bck toh lf wth th wtr ofh rst. Th Lrd dsrvs hs nmn nd gds mr toh th rght pth. Ir amk ntg lfrd ofh clmty whn Ir glh thrgh th vlly ofh th shdw ofh dth. Yr hlr wth mr. Yrh whp, yrh wnd. Tht mpwrs mr. Yr wll prprp mr frl th tbl, vn inh th fcg ofh ths whh lfflct mr. Plrh blm onh myr hd nd lt mr cp vrflw. Jhs lng jhs thr sl lf, grc nd mrcy klwys fllw mr. Ir wll rtrn toh th hus ofh th Lrd nd sty thr fr th rst ofh myr lf』



 アリエットを褒め称えるその歌は重なり、呪いを構成する。これは言霊に由来する告詛御霊ウルボラ・アンヘルの能力であり、その言葉の通りに事象を歪めてしまう。つまりは詠唱や魔術儀式の一種だ。

 これは長期的かつ領域的に神殿を生み出す。



主は勝利するユーハーヴェハ・イスラー



 しゅたる魔神アリエットのため、アンヘルは奇跡のいかずちを落とした。

 積乱雲は魔術儀式によって統率され、自然現象であるはずの落雷は神呪級魔力現象として強制的に発生させられる。光の柱がスレイへと降り注いだ。それは回避も防御も不可能なはずである。

 一撃必殺の雷光が……捻じ曲がる。



「っ! どういう――」

「やはり考えが甘いということだ。雷とは電位差より生じる激しい電子の移動。ならば私の磁力操作で捻じ曲げることなど容易い」



 スレイは雷光鎧に電磁加速を組み合わせ、聖王剣によってアンヘルの心臓を貫いた。アンヘルこそが神出鬼没で厄介な餓楼の担い手であると見抜いたのである。

 聖王剣は一撃で魔石を破壊し、アンヘルは魔神を中心に広がる魂の回廊を通じて帰還する。しかし肉体を失い、業魔族としての力は完全に停止した。

 即座にアリエットは宵闇の魔剣より《無象鋭鎗ノル・ランス》を放ち、そこに《幻痛ペイン》、《恐怖スケアー》、《睡眠スリープ》を込める。

 しかしスレイはそれを無数の魔力腕で受け止め、アリエットは反撃を受けた。聖王剣がアリエットに刺し込まれようとした時、彼女は契約の鎖を使って離脱する。鎖を手足のように操るアリエットは空中すらも戦場だ。

 地上はマグマに満たされ、空も燃え上がる樹海のせいで酸素が奪われている。

 だからアリエットは闇の孔を発動し、周囲の危険を排除した。空間に空いた穴を埋めるべく周囲の物質が吸収され、エネルギーとして補填されていく。これによって空白地帯が生じ、アリエットはフェレクスと共にそこへ逃れる。



「安全な場所があると思わないことだ」



 しかしスレイは決してアリエットを逃さない。

 地面が黒く染まり、そこから暗黒物質が大樹の如く伸びていく。樹海の魔装を制御する要領を応用することで暗黒物質を有機的に操る手法を得たのである。木々が枝葉を伸ばすがごとく暗黒物質は分裂しながら空に広がり、アリエットとフェレクスは回避する場所を奪われた。



「逃げ場所が――」

「こちらです!」



 フェレクスは飛行能力を利用してどうにか黒い大樹の攻撃を回避し、伸びる枝の空白地帯を見つけ出す。奇跡のようなタイミングで発見したそこへとフェレクスは飛び込んだ。

 迷宮魔力と常盤の鞘で守られるアリエットはこの程度の攻撃であれば無敵。

 ならばアリエットを逃がす必要もないのだが、それでもフェレクスは忠誠心故に彼女を安全地帯へと逃そうとした。その心をスレイに利用されているとも気付けずに。



「君はそう動くと思っていたよ」



 攻撃の空白地帯はスレイが意図的に生み出したものに過ぎない。冷静であれば気付けたはずである単純な戦術も、今のフェレクスは見抜けなかった。

 スレイは狙撃銃の覚醒魔装を発動していたのだ。

 魔力を溜め込むことで無尽蔵に威力を増す覚醒魔装の狙撃銃である。誘い込まれたフェレクスは心臓部を狙撃銃の一撃で吹き飛ばされた。聖王剣ならば無条件に破壊可能だが、そもそも高威力の攻撃で物理的に心臓の魔石を破壊することもできる。



「フェレクス!?」

「君に部下を気遣う余裕などないよ」

「これは……あたしの鎖!」

「当然コピーしている」



 動きを制限したことで、アリエットを捕らえることも容易かった。魔石を破壊されたフェレクスは行動停止を強いられ、その魂はアリエットの元に戻ってくる。



「魔神と魔族。そのような存在に人の世を支配させはしない。星盤祖マルドゥークの下、統一思想と統一文化によって和を唱えなければならない。私はその導き手、聖守。必要な犠牲すら認め、マルドゥークを柱とする未来を実現しなければならない」

「そん、な……理由で、村を……」

「村のことは残念だったと思う。君と私は永劫、分かり合えないだろう。君が復讐を願う感情を諫める手段を私は知らない。異なる思想は……滅ぼすしかない。私たちは殺し合うしかなかった」



 鎖によって雁字搦めにされ、釣り上げられたアリエットは苦しみの呼吸を漏らす。首だけでなく身体の各所を圧迫する絞め方だった。

 そんなアリエットに対し、スレイはどこか悲し気だった。



「君は知らないだろう。私の絶望を。祖国コントリアスが魔力に侵され、今も滅びの嵐が吹き荒れているこの苦しみを。私はただ、それを取り戻したい。そうしなければ私は前に進めない」



 それからしばらく、スレイは黙っていた。

 アリエットも藻掻くことを止めてその様子を見ていた。







 ◆◆◆







 脳内に響く星盤祖マルドゥークの声は迷宮を彷徨うスレイに少しずつ影響を与えていた。聖王剣を手放すこともなく、迫る魔物はほぼ一撃で撃滅し、何となく・・・・で進んでいたのだ。結果としてスレイは導かれ、地下迷宮から脱出することになる。

 その場所はスラダ大陸北部に存在する巨大湖の側であった。

 かつてコントリアスという国が存在した場所である。

 黄金要塞の主砲、浄化砲により魔力嵐が今も途絶えない不毛の土地であった。覚醒魔装士のスレイですら、この場所では魔装をまともに扱うことすらできない。どうにか聖なる光は発動するが、周囲の魔力が濃すぎてまともに機能していなかった。



「ここが……私の祖国」



 スレイはなぜだか確信できた。

 それは頭の中で響く声の影響だったが、心が疲弊したスレイにその結論へと至る力はなかった。だから彼はその場で崩れ落ちる。

 魔力嵐が吹き荒れる不毛の大地がほんの少し湿った。



「ぐ、う……」



 歯軋りが鳴る。

 しかしこうして蹲ってばかりはいられない。この地は激しい魔力が渦巻き、蠢き、呪いのようにこびり付いているのだ。それは大陸南西部で不死属を生み出し続ける不浄大地のようである。この地に根付いた魔力は強力な魔物を生み出し続け、その魔物たちにとっての楽園となっている。

 災禍ディザスター以上の魔物が当たり前のように存在している危険地帯なのだ。

 スレイは立ち上がり、その危険地帯をふらふらと進む。

 不毛となった大地の影響か、それとも濃密な魔力の影響か、植物にも異変があった。黒に染まった植物は吹き荒れる魔力嵐に晒されても微動だにせず、ジッとその場に留まっている。しかしながら動物の気配はなく、動く生物は魔物に限られる。



「グオオオオオオオオオオオオッ!」



 黒い魔力の嵐に紛れて人型の巨大な何かに襲われた。

 スレイは迎撃するために聖なる光と聖なる刃を発動したが、襲撃者は聖なる光など軽く食い破ってしまう。そして鋭い爪が左目を抉る。血が噴き出る感覚はあれど、痛みはなかった。

 聖なる刃で迎撃を試みるも、ソレは軽く受け止めてしまう。



(これは……魔力密度が桁外れだ)



 残った右目で敵の姿をはっきり視認した。

 それはまるで人間だった。

 荒々しい肉食動物のような風貌と、その巨躯には見覚えがある。肌に魔力が染みつき、胸からは黒い模様が網目状に広がっているものの、記憶を取り戻したスレイはを知っていた。



「ナラクか、君は――」

「ヴォアアアアアアアアアアア!」

「――生きて今まで」



 その目は狂気に侵され、スレイのことを餌としか見ていない。スレイを引き裂こうとした爪の攻撃を躱すと、その場所が大きく抉れた。更に衝撃は止まらず、大地に深い裂創を刻み込む。

 更には拳に魔力を溜め込み、勢いのままに振り下ろした。



(これはッ!?)



 危険だと直感したスレイはその場からの脱出を決意する。

 あれはもう人の心を有していない。その魂も肉体組成も人間をベースにしているのかもしれないが、今は紛れもない怪物まものであった。

 どうにか逃れようとしたスレイは衝撃と土煙に身を潜めつつ、魔力と気配を隠して走る。ナラクの身体強化は過去にコピーしているので、それに聖なる光を組み合わせ、魔力嵐を中和しながら強行突破を試みた。

 だが駆け抜けるスレイは足元より振動を感じ取る。

 地面が割れ、そこから巨大な土竜もぐらが出現したのだ。巨大な鉤爪と山羊の頭が特徴的な新種の魔物である。複数の魔物が食い合い、魔力嵐という特殊な環境が産んだ特殊進化の果てであった。



「これは……不味いか」



 ぼこぼこと地面が泡立ち、そこから半透明な人型の何かが現れた。妊婦の女性にも見えるそれを目の当たりにして、スレイは思わず動きを止めてしまう。

 だが、それは罠だった。

 地面が完全に溶けてしまい、まるで水のようになる。そこに土竜に似た魔物が飲み込まれ、溶けて消えてしまった。更には波立つ地面から半透明な大量の触手が現れ、檻のようにスレイを囲む。

 人型の釣り餌を囮に狩りをする破滅ルイン級の魔物、海深母ディレ・メディサである。万物を液状化する溶解液を操り、スレイを溶かして養分として喰らおうとしていたのだ。より正確には土竜の魔物を餌として追っていたのだが、そこに偶然ながらスレイが居合わせてしまった。

 磁力操作で浮遊したスレイは、聖なる刃を伸ばして溶けた地面を切り裂く。するとガラスを引っ搔くような背筋の凍る絶叫が響き渡った。それは海深母ディレ・メディサの悲鳴であった。

 しかし安堵することはできない。

 空中に逃れたスレイを獲物と定めた空の魔物、伍洸鳥フラ・ルフが襲いかかった。大岩すら掴む鉤爪がスレイを捕らえようとするが、それを暗黒物質で防ぐ。すると伍洸鳥フラ・ルフは光を集め、黒い光線として放ってきた。

 散乱することのない完全に制御された光線である証だ。貫通力が高すぎるため全ての光を吸収するはずの暗黒物質すら貫き、そのままスレイの脇腹を抉る。



「ぐっ……再生を」



 身体強化の覚醒魔装が発動することで再生していく。

 ただこうしている間に獲物を横取りされかけた海深母ディレ・メディサは怒り狂い、伍洸鳥フラ・ルフと戦いを始めてしまった。

 遭遇する魔物は破滅ルイン級ばかり。

 そしてここでは災禍ディザスターの魔物ですら獲物でしかなく、弱肉強食の厳しい競争社会が形成されていた。そんな中に単身で踏み込んだスレイは生き残ることすらままならない。まして左目を切り裂かれ、機能を完全に失った現状では奥地へ進むことなど不可能だ。



「く、そ……このッ!」



 情けない自分自身を呪い、悪態を吐く。

 これではコントリアス首都がどうなったのかをその目で見る前に殺されてしまうことだろう。だから彼は逃げ帰ることにした。

 いつか戻ってくることを誓って。

 そして南へ逃れた彼は困窮するシュリット神聖王国へと流れついたのだった。







 ◆◆◆







「私はどんな犠牲も厭わない。重く辛いこの世界に光が訪れるまで。明けない夜を私自身の手で照らすまでは決して止まらない。たとえ君の行いが正義で、私が悪なのだとしても、私はするべきことをしなければならない」



 語るスレイの目には怒りも悲しみも、享楽も何もない。

 使命を帯びた狂気だけが宿っていた。



「だからここで終わりだよ、アリエット・ロカ。古き残骸、ロカ族はここで潰える。君が作った魔族は残ることがない。私の作る新しい秩序が氷河を溶かす太陽となるのだ!」



 暴食タマハミと融合したことで魔族化しているアリエットも、やはり心臓部の魔石を破壊しなければ殺せない。スレイは魔石破壊武器、聖王剣によってアリエットの胸を貫こうとする。同じくダンジョンコアに由来する武器はアリエットを守る迷宮魔力を貫き、常盤の鞘だけが最後の防壁となった。

 刺突から生じる物理エネルギーを冥府へと流し、威力が軽減される。

 しかし少しずつ、着実に侵食してアリエットの心臓を破壊しようとしていた。全身を拘束され、宙に釣り上げられたアリエットは抵抗できない。



「これで終わりだ!」



 更にもう一押し。

 しかしアリエットとて大人しく捕まっていたわけではない。


 ――スレイの背後に無音で現れる最後の七仙業魔。


 死兎魔仙ルフェイは最後の手札としてアリエットが温存し続けていた。空間転移と空間切断による殺害を得意とする暗殺特化の業魔族が、その力を発動した。

 魔神アリエットすら囮とし、スレイ・マリアスの首を狙って決死の一撃が迫る。






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