第2話

入学式を終えた小太郎、その次の日の文学部オリエンテーションに参加する。

 そこでは、履修登録を行う。葡萄山大学では、基盤科目として40単位あり、前期にその20単位、10コマをとらなければならない。また、文学部なので、中国語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、韓国語の中から1科目4単位を前期に取る必要があった。私は、かっこいいという理由で、ドイツ語を選択していた。楊川君は、中国語を選択していた。


そんなこんなで、講義が始まる。1日2~3コマの講義がある日々を送ることになった。


ドイツ語の講義に参加した小太郎。発音から学んでいく。ドイツ語は楽しいなと思った。また、英語の授業では、高校と同じような講義を受けた。でも、You Tubeに上がっている英語の教材を毎回、先生が紹介してくれて、楽しく英語にふれあっていた。


そんなこんなで、サークル・部活勧誘週間に入った。その初日と2日目に、サークル回って見よう会として、多くのサークルや部活動が教室やテントにいた。私たちは、自由に彼らのもとへ訪問していいことになっていた。


小太郎は、高校の時、テニス部に入っていたため、他のサークルに入ろうと思った。

まず、放送部というサークルに行った。先輩方の仲もよさそうだった。また、私もアナウンサーのように原稿を読み上げたかった。したがって、この放送部に入ることにした。活動日は、毎週月曜日だけだった。


あと、もう一つぐらい入ろうと小太郎は、思った。

ひょんなことから「より良い大学生活を送ってもらい隊」というサークルにいった。それは、入学式の前に「大学にいらっしゃい」というイベントに参加したためであった。また、小太郎は、サークルに入って、いろんな人と話したいという思いを持ってており、このサークルならそれが可能だと考えていた。

 結局、説明を聞いて、この「より良い大学生活を送ってもらい隊」に入った。





 

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