より良い大学生活を送ってもらい隊

@kokuhiro

第1話

私は、林小太郎である。今日から念願の大学生活を送る。

私は、葡萄山大学の文学部に入った。もうすぐで、入学式だ。私は、Xでどんなサークルや部活動に入ろうか考えていた。そんな中、あるスレッドをみつけた。

「新1年生へ 大学へいらっしゃい」というイベントだった。それは、葡萄山大学のより良い大学生活を送ってもらい隊が企画したものだった。学部ごとに集合して、学部の中で仲の良い友達を作ること、大学の基本施設を知ることや、大学のあれこれを聞くことなどを目的にしていた。

私は、それに興味を持ったので、申し込みフォームから申し込んだ。


葡萄山大学では、4月3日が入学式だ。その2日前、4月1日にそのイベントがあった。文学部の集合時間、13時に行くと、もう人が集まっていて、受付を行っていた。

なるほど、受付順のランダム10人で大学内を回るのか。

私はほどなくして受付を済ませ、円状に置かれた椅子の内の一つに腰かけた。私はおしゃべり好きなので、すぐに隣の席の人に話しかけた。

「こんにちは。林小太郎です。あなたは?」

隣に座っていた人は、とまどいながらも、

「こんにちは。楊川陽介です。」と答えてくれた。


その後も続々と空いている席が少なくなっていく中、私は楊川くんと出身地や趣味などを話し合った。文学部ということもあり、趣味が似通っていた。


運営者の一人が

「では、大学へいらっしゃい始めます」といった。

どうやら、始まるようだ。

「今日は来てくれてありがとう。今から、大学内を回ります。私の後をついてください。」


そうして、私は園内を楊川君も含めた他の参加者と回っていた。


案内してくれる人が、

「ここは、一番大きい食堂です。学生証に入っている電子マネーを使って食事をします。昔は、券売機だったのですが、今では、電子マネーのみで決済をします。」

と説明してくれた。時代が変わってきているなと思った。


途中に、「ここで写真を撮りましょう!」ということで、今日あったばかりの人たちだけで写真を撮った。


そうして、最終地点まで行った後、ある部屋に入れられた。自由に座ってよかったので、楊川君と一緒に座った。

そこにいたサークルの人が、

「今からレクリエーションをします。」と

声高に宣言した。

「今座っている人で自己紹介をした後、ゲームをしてください」


僕たちは他の参加者と楽しくゲームをした。

その後も、質問タイムがあり、とったほうがいい講義や大学周辺のお役立ち情報などを聞いた。


こうして、1日が終わった。楊川君とも友達になることができた。




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