第13話 ゴーレム迷宮の主
《スキル簒奪によりスキル<斬撃強化Lv1>を簒奪しました》
《スキル簒奪によりスキル<気配感知Lv1>を簒奪しました》
《スキル簒奪によりスキル<魔力感知Lv1>を簒奪しました》
《スキル簒奪によりスキル<魔力操作Lv1>を簒奪しました》
《スキル簒奪によりスキル<無属魔法Lv1>を簒奪しました》
《スキル簒奪により魔法<マジックボルトLv1>を簒奪しました》
《スキル簒奪により魔法<マジックアローLv1>を簒奪しました》
《スキル簒奪により魔法<マジックシールドLv1>を簒奪しました》
取りあえず簒奪できるスキルは簒奪したが、ゴブリンの数が多すぎて簒奪する事も面倒くさくなって、これ位のスキルを奪えば良いだろうと思い取りあえず探索をしてみたが、階段は見つからずこれで探索終了と思い取りあえずラージェルさんに渡された魔法具を使ってから転移してみる事にする。
そうすると、次の迷宮に転移したんだと思って、そういえばと思い魔法具を鑑定してみる事にする
名称 転移魔法具
品質 開位
分類 道具
説明 スキル<転移>・<座標感知>・<記録>のスキルを付与されており特定の場所に飛ぶことが可能になる
「あぁ鑑定もこれの類か」
そう思いながらも簒奪を発動しようと思ったが、どれを簒奪すれば良いんだろうと思いながら取りあえず迷宮を探索したら何かあるかも知れないと思いながら探索を開始すると、ゴーレムっぽい存在が居たからここはもしかしてゴーレム迷宮なのかと鑑定を発動してみる事にする。
名前 AG―00317
種族 最初期型ゴーレムαタイプLv3
職業 無し
魔力 200/200
体力 100/100
攻撃力 100
防御力 200
速度力 50
魔法力 50
抵抗力 100
種族スキル
簡易魔導炉Lv1
コモンスキル
機械駆動Lv3.ドリルLv2.気配感知Lv3
耐性スキル
毒無効.飢餓無効.病気無効.火炎耐性Lv4.物理攻撃耐性Lv3
取りあえず倒して見ようと思ったが耐久力が高すぎて倒す事が出来なかった。と言うか戦闘能力でも強すぎるから俺のステータスじゃ倒す事が出来なかった。だが、これでも3つの迷宮を踏破したのが俺がこの程度で焦る事は無いそう思いながら俺は冷静に新しく習得した魔法系スキルを試してみる事にする。
「マジックボルト」
そう言うと俺の手のひらから魔法陣が生成されて相手目掛けて魔法が飛んでいった。そうすると触手じゃあ一切傷つかなかったが、魔法を当てるとちょっとだけ傷ついてこれ幸いに俺はゴーレムに向かって魔法を撃ちまくった。そうして10分位続けていくとゴーレムの命力が減ったのか倒れ伏した。
《スキル簒奪によりスキル<簡易魔導炉Lv1>を簒奪しました》
このスキルは魔力を生成するスキルで、ゴーレムにとっては燃料の意味合いが強くその表れとして、ゴーレムには命力が存在しなくなって、代わりにその欄には魔力が表記されている。このスキルのお陰で、俺自身の魔力生成能力が向上した影響で、魔法を更に扱える用になるなと思いながら探索を続けた。
《スキル簒奪によりスキル<機械駆動Lv1>を簒奪しました》
《スキル簒奪によりスキル<ドリルLv1>を簒奪しました》
《スキル簒奪によりスキル<飢餓耐性Lv1>を簒奪しました》
《スキル簒奪によりスキル<火炎耐性Lv1>を簒奪しました》
機械駆動のスキルは、機械関係の魔物に置いて所謂体術のスキルみたいに動きを最適化する効果があるらしく、ドリルのスキルは単純にゴーレムの右腕に付いているドリルの強化をするスキルらしい。
それから何時もの様にゴーレムを捕食してから擬態をしてみたが、結構カッコよくてうまく使えば触手のスキル同様上手く活用できそうな個体だった。それから探索を続けていたが、一度倒せるようになったら1対1ならある程度簡単に倒す様に出来るようになって、次の階層へ行く事が出来た。と言うのもこの迷宮はこれまでとは違って、一律あのゴーレムしか居なくて、倒し方もしってるし能力値は高いけど、動きが遅く無駄も多くその上一定の範囲を巡回してるのか、簡単に迂回する事が出来た。
それからも探索を続けていたが、どうもこの迷宮は前までの迷宮と様子が違っていた。まぁ迷宮にもいろんな種類があるだろうと思っていたがラットの時は、洞窟の迷宮でスライム迷宮の時は遺跡のような感じだったが、ここでは所謂SF的な世界観で、壁の機械も何か起動している感じでその迷宮の壁を思いっきり殴ってみたら普通に壊れた。確か迷宮の壁は不壊だったって聞いた気がするんだが...。
そう思っていると、途端に凄まじい音が鳴り響き簒奪したばかりの気配感知でも分かるレベルで敵が集まってきた。それから俺自身でも驚くほどのスピードでそこから逃げて暫くしていると音は収まってゆっくりと壊した所を見て行ってみると壊した場所は普通の壁になっていて多分修復に来たんだろうと予測しているが、そんな時に俺に一つの考えが頭によぎった。
「もしかしてこの迷宮って稼働してる工場的なものなのでは?」
そう思いながら無意識的に迷宮自身を鑑定してみる事にする。
名前 K―00001
種族 最初期ゴーレム製造工場
職業 無し
魔力 500000/500000
体力 0/0
攻撃力 0
防御力 50
速度力 0
魔法力 0
抵抗力 50
種族スキル
上級魔導炉心Lv3
コモンスキル
機械製造Lv10.代行指揮権Lv5.修復Lv4.高速演算Lv10.並列演算Lv10
称号
<(仮)K―00001のマスター>
「うん…ガッツリ魔物だなまぁ魔力の数値が多量にあって、いかにも機械ですよ的なスキルを持ってるだけで攻撃スキル等は無くて、それ以外は機械を製造する事しか出来ないらしくそれも多分あのαタイプだったかな?それを作る事しか能が無いらしいと言うかこんな異世界とSFとか相性最悪ってレベルじゃないだろ」
そう内心で愚痴りながら探索を続けると上に行くための階段があって、そこを上ったらまたさっきと同じように機械が巡回していた。何か機械って言う位だからもっと凄い物を期待していたけど、蓋を開けて見れば普通に倒せる雑魚しか居ないなと思いながら探索を続けていくと、迷宮の最上階層に到達してボスがいるのかとも思っていたが、ドデカいサーバー的なものが有っただけでそれ以外にはなにも無かった。
それを鑑定してみると機械工場と同じステータスしか鑑定されなくて一先ず簒奪を使えないか試してみる事にする。
そしたら鑑定が可能だと知れたがどれを簒奪しようかと思い悩んでいたが称号の方に目を奪われてそれを鑑定してみる事にする。
(仮)K―00001のマスター・K―00001のマスターたる者の証だが、この工場は既に放置されておりマスター権はだれも握っていない
それから俺は迷わずこの称号を簒奪する事に決めた。
《スキル簒奪により称号<(仮)K―00001のマスター>を簒奪しました》
《称号<(仮)K―00001のマスター>から(仮)が除外されました》
それから直ぐに俺はこの工場が自分の物になったのだと確信すると、その次の瞬間この場所にだれかが転移してくると言う確信を持って、そっちの方向に向いてみるとラージェルさんが居た。
あとがき
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