第6話 お風呂に入る
//SE 風呂の扉を開く音
「ようやくお風呂だー」
「夜なのに外暑すぎたね」
//SE シャワーを浴びる音
「ふぅーっ。汗が流れ落ちて気持ちいいーっ」
「これだけ汗かいたら少しは痩せてるよね」
「君の汗も流してあげる」
//シャワーを主人公に向ける
//シャワーを浴びせながら胸をさわる
「服着てないと胸板の厚さがよくわかるね」
//お腹の肉を触る
「まあでもやっぱりお腹にお肉はついてるけどね」
//シャワーが止まる
「よし、ひとまず汗を流したところで……洗ってくれる? 私の体」
「プチだって自分では頭も体も洗えないから私が洗ってあげてるでしょ? それと一緒だよ」
「確かに私は人間だから自分で自分のこと洗えるけど、人間にも自分で洗いたくない日--要するに誰かに洗ってほしいって思う日もあるわけなのです」
「……あれ、そんなのおかしいだろって言われるかと思ってたのに何も言わないんだ」
「ふっふふー。君もようやくどれだけ抵抗しても無駄だってことがわかってきたみたいだね」
「それだけ素直にお願い聞いてくれるならなんでもお願いしちゃいそう」
「嘘嘘、なんでもは流石に迷惑だからね」
「いくら君のことが好きすぎる私でも、歯磨いてとか、おしっこいくの手伝ってとか、そんなことまでお願いしたりはしないからさ」
「いやいや、体洗いあいっこなんてよくある話しだよ!」
「それじゃあよろしく」
//SE シャワーで頭を流す音
「やっぱり人に頭洗ってもらうのって気持ちいいなーっ」
「美容院でも頭洗ってもらってる時も気持ちよくて寝ちゃいそうになるもん」
「プチも私に体洗ってもらってる時気持ちよさそうな顔してるし、やっぱり誰かに洗ってもらうのって気持ちいいんだね」
「もちろん後で君のことも洗ってあげるから」
「えー、洗ってあげるって言ってるんだから大人しく洗われとけばいいのに」
//SE シャンプーを手に出す音
「そうそう、まずは頭をマッサージするようにゴシゴシしてぇ」
「髪の毛は傷まないよう泡で撫でるように洗ってね」
//SE 頭を洗う音
「よしっ。洗い終わったらシャンプーが残らないよう綺麗に洗い流してぇ」
//SE 髪の石鹸を流す音
//SE シャワーが止まる音
//彼女は濡れた犬のように首を横を降る
「ふぅーっ! スッキリしたぁ!」
「え? 水飛沫飛ばすなって言われても、こうやって首振って水飛ばすのが一番効率よくない?」
「犬は飼い主に似るっていうけど、飼い主の方が犬に似ちゃったのかも」
「じゃあ次は体をお願いします」
//ため息をつきながらも渋々洗う
「そうだねぇ。まずは首と肩からで」
//SE ボディーソープを出す音
「あっ、頭は気持ちよかったけど身体は思った以上にくすぐったいな……」
「男の人がそういうお店に行っちゃうのもわかる気がする」
「君は行ってないよね?」
「知ってるんだぞ! 君の家のベッドの下に、おっぱい大きいお姉さんの本がいっぱい置いてあるの!」
「なんでそれをって、見つからないと思ってる方がおかしいでしょ」
「男の人の家に行ったらベッドの下を覗くってのはお決まりなのです」
「あれ、なんで首、肩ときてもうお腹なの?」
「肩が洗い終わったら次はおっぱいなんだけど?」
「そこが一番重要なところなんだから君に洗ってもらわないと意味ないよ」
//詰め寄りながら
「まさか私のちっぱいには興味ないってことか⁉︎」
「やっぱりあの本の人くらい大きいおっぱいじゃないと洗う価値も無いってことなのかぁ!」
「……おっぱいまで洗ってくれないならお風呂上がりにコンビニまで行ってアイスを買ってくる刑に処します」
「そうだね、別にアイスが食べたいならさっきプチの散歩行った時に買えたよ」
「でもね、そういう話じゃないんだよ」
「私は君にちゃんと私のちっぱいには興味がないって言った罰を受けて欲しいの!」
「いーや言ったね、首肩ときておっぱいを飛ばすなんておっぱいが小さいって言ったも同然だったね!」
「ほら、せっかくお風呂入ったのにまた汗かきたくないでしょ?」
「それなら君は私のおっぱいを洗う必要があるのだよ」
「……そうだね。流石の私も下半身の恥ずかしいところは自分で洗うよ」
「だからおっぱいだけは洗っておいた方が君のためだと思うよ?」
//胸を洗う
「んっ……あっ、はっんんんん……」
「あんっ、んんっ、んはぁっ……」
//彼女から離れる
「ええ、もう終わり?」
「まあ確かに色っぽすぎる反応しちゃったけど」
「まあいいや。この場でいたそうとは思ってないし、それはまた後で」
「それじゃあ次は君の体を……ってちょっと⁉︎」
「逃げるなぁぁぁぁ‼︎」
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