五分
目覚まし時計が鳴るまであと五分だった。
悔しいだろう か 。
あと五 分 の猶予 があったぼ くの,、
早 く起きてし まっ た五分。
秒針が触れる)
アリスが出会ったウサギのように,
ぼくはあと五分、
眠りの中にいてもよかったのに。
ぼ くは 不思 議の国を さまよう。
五分だけ;
ウサギを追うMと
Mを追うZとが。
目覚まし時計を:
持って走っ・鳴っ・
目覚ましが鳴るまで
の追いかけ
っこ
夢うつつのはざま
夢の病に罹って:
罹っ・
ぼくは鳴りそうで鳴らない時計を持っ・
走っ・
エンドロール)))))))
じりじりじりじり
~~~~~~~」
耳 に谺 する
ぼくの目覚まし時
計
夢から寸断される。
ぼくの不思議の国から落っ
こちる。
落っ・
叶わないぼくの五分の眠り で。
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