11.恋に酔い心だまりのにごり酒七夜月にて咲く晴るの空


恋に酔い心だまりのにごり酒 七夜月ななよづきにて咲くるの空




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 恋に酔いしれると、心にたまるものは、にごった感情だ。


 七つの夜を超えて、天の川に願うよ。


 この心がきっと綺麗に晴れ渡るように、と。




※七夜月

陰暦の7月。ここでは『七夕』としてみました。


※晴る

憂いや悩みが解消する。心がはればれとする。



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