9.涙散り川となりても君は見ずポラリスの果てやがて帰らん


涙散り川となりても君は見ずポラリスの果てやがて帰らん




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 涙があふれ川のように流れたら、君に会えるだろうか。それともやっぱり、会えないだろうか。

 やがてわたしは、遠い北極星の果てに帰ってしまうだろう。




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 今日は七夕ですね。

 北海道は八月七日ですが、七夕っぽい和歌を詠んでみました。


 夏の大三角、ベガ(織姫)、アルタイル(彦星)、デネブ。

 ベガとデネブを軸にして大三角形を反転させると、アルタイルと線対称の位置から近いところにポラリス(北極星)が見えるそうです。


 この歌は、織姫に会えなった彦星の想いを綴ってみました。

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