第6話パスワードって絶対に決めないといけないのかね?
「お前強すぎるだろ!!なんで手無いのにこんなにうまいんだよ!!」
「手が無くても物は動かせるからねぇ。はい勝ち」
「グオオオ!!」
俺達は今、レーシングゲームをしている
何故かって?簡単な理由さ、ゲームセンターがあったからただこれだけの理由
ドラは不思議なことに小さくなれたので、ゲームセンター内にもちゃんと入れた
そして一緒にレーシングゲームをやったのだが
「勝てん。なんでお前そんなに強いんだよ。そもそもどうやってハンドル動かしてるんだよ」
「サイコキネシス」
「不思議パワーで勝って!楽しいか!!」
「楽しいよ。レンマが叫んでるのを見るのも楽しい」
「そうだ。ここってネット使えるのかね?」
「試してみれば?」
「pc探すぞpc、人ん家に行けばあるだろ」
「がんばってーー」
pcは見つけた。電源も付く
だが致命的なミスが彩菜蓮真には合った
「パスワードが分からねぇ!!」
「ありゃりゃーー」
「なんで全員パスワード付けてるねん!!付けるな!誰もお前のpcの内容なんて興味ないわ!!」
「どうするの?」
どうしようか?あ、そうだ会社のpc使えばいいやん
ロック掛かってる奴とかもありそうだけど、パスワードは突破出来る方法があるし
「ドラ!会社に行くぞ!」
「おおーーー」
「どうしてこんなことに、、俺はただ平和に暮らしていただけなのに」
涙が止まらない。暴龍がこの街に来て、防衛隊などを全て殺している回っている
「うぅぅ!」
もう数時間も戦闘の音が聞こえない。全員死んでしまった
「なんで俺だけ逃げ遅れちゃうんだ」
「ドラ!!こっちだ!この扉壊してくれ!!鍵掛かってる!」
「え?」
誰かの声がする。他の生存者いるのかと期待してしまう
そんな期待も一瞬で打ち砕かれるが
「お、開いた開いた。うわああ!!びっくりした!」
「ヒギャアア!!ま、魔物!!」
「おや?まだ人間がいたんだね。もう全員逃げてると思ってたよ」
「そうだ。そこの君、手伝ってくれないか?」
「て、手伝う?」
「そう。ここのpcを使いたいんだよ。パスワード教えてくれ」
「・・・・」
「手伝わなかったら、、まあ分かるよね。俺の横に誰がいるのかで」
その魔物の隣には、トカゲの様な見た目の小さな魔物がいる
その姿は何度も、何百回も見たことがある魔物だ
暴龍、突如現れ、街を何十個も潰した魔物の中で最強と言われている生物
「ドラってさ、人間の食料って食べれるのか?」
「食べれるぞ。ただ量が少ないからあんまり食べたことは無いね」
「へぇーー」
雑談している魔物の隣でpcのパスワードを入れていく
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