第5話一目惚れってあるんだね
「ワア、、死体だらけだぁ、、」
「フフン!」
一発だった、ドラの何かを飛ばす能力で人が大量に死んだ
「食べていいよ!!」
無垢な笑顔を見せてくるドラ
嫌だなぁ、、同族喰うのはちょっとなぁ、、俺の倫理観的にめちゃ嫌なんだがなぁ
「うーーーん」
「人間あんまり美味しくないけど、強いよ!」
どうしようか、、滅茶苦茶キラキラした目で見てくる
でも人食べるのはなぁ、、元人間的には嫌なんだが
「・・・・・ドラドラよ。俺はあんまり人を食べたくないわ」
「そう。じゃあ帰る?」
「え?」
「食べたくないなら、帰るしかないよね?」
ドラは可愛らしく首を傾げる
「お前優しいな」
「最強の生物はすっごく優しんだよ!!全てを倒せる力があるから!!」
「そう」
バァン!!
「あ?なんか撃たれたんやが」
「銃だね。レンマは無事?」
頭に銃弾が一発撃ちこまれる
「逆に聞くけど俺が銃で撃たれたぐらいで死ぬと思うか?」
「思わない!ハハハ!」
「抜刀」
「レンマ!!」
ガキィン!!
金蔵がぶつかる音が、耳を通る
「レンマ、離れていて。この子強い」
「・・・・」
「レンマ?」
「めっちゃ好みの顔と声」
え、めっちゃ好みーー
好きな部分100%一致してるわ
髪の毛長いし、背も高い、顔も好みだし、声も女性にしては低い声
マジで好みだ
「レンマ!!」
「おっと、首が吹き飛んじゃったな」
「な!」
「というか俺首無しでも喋れるんだな。ドラ、この子を殺さないでくれない?」
やれやれとした表情でドラが、その場から離れる
「あなたのお名前は?」
「暴龍以外で喋れる魔物がいるなんて、、」
「あの、あなたのお名前を教えてくれないか?」
「嫌よ」
一瞬の間に四肢を切断され、首も斬られ、胴体も六等分になる
「あ、俺死なないよ。不老不死の魔物だから」
「・・・・」
「ちょ、待ってよ!名前だけでも!!あああー!!」
好みの女性に走って逃げられる。ドラよりも速いかも知れない
「ワアアン!」
「彼女強いね。勇者クラスだよ」
「名前教えて貰えなかった!!!」
「レンマ嫌われてるんじゃない?」
「嫌われてるとしたらお前が原因だろ!!!」
「八つ当たりしないでよ」
ぎゃあぎゃあ騒ぎながらもあの女性の顔を思い浮かべ続ける
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