第4話

やぁどうも俺ことリヴァイアスだ、急でなんだがシルフィが如何に可愛いか説明しよう!


「リー君〜?何してるの?」


なにか言ってるが無視だ無視!


シルフィを一言で表すとなると妖精って感じ?だと思われる


いやだってね?顔の容姿端麗さは異常よ、シルフィの両親とも面識あるけどさあんなThe普通みたいな夫婦からこんな可愛い子が生まれるなんてある意味なんかのバグだろ!


まぁ顔はどっちかって言うと、カワイイ系で髪の色は空色目は金色だ。スタイルはもちろん女性の理想その物みたいな感じ!以上


「リー君?何そのしてやったり!みたいな顔」


シルフィが頬をふくらませてジト目で見てくる。うん可愛い


「安心せい、小娘主は如何にそなたが可憐であるかを心の内で説いておるだけじゃ」


おい、バハムート余計なことを言うな


「な、そ、そうなの?」


俺はにこやかな笑顔でサムズアップする


「えへへ、嬉しいっじゃなくてこの子リルのことを詳しく聞きたいの!」


「そこは我が説明しよう。」


バハムートは俺よりも長く生きているためそこら辺は詳しいだろう


「そやつは聖獣神狼、またはフェンリルと呼ばれる獣じゃな。主が戦ったのはそやつの転生する前の個体じゃ。聖獣は奇っ怪でな死という概念が存在しないのじゃ、だからたとえ肉体が滅んでもすぐに肉体を再構築し生き返る。しかしそやつが地上に顕現しとるということは厄災が復活する日も近いかもしれぬ」


「ところでその厄災ってのを詳しく聞きたいのだが?」


俺はバハムートに聞く


「今の人族は厄災に関して無知なのじゃな。厄災とは今から五千年前の事、この地には神が二柱おってな、光の神と闇の神この二柱が仲良かった時代は本当に良き世界じゃったよ。だがしかしこの二柱が対立してしもてな、闇の神が暴走し魔物を生み出し世界に混沌をもたらした。そこで光の神が対抗策として聖獣を生み出しある一つの争いが起きた『魔神討滅戦』お互いに多大な被害を受け最後は光の神が聖獣とともに闇の神を封印した。って感じじゃな長くなってすまんの」


なるほどそんな歴史があったのか


「ふーん難しいことわかんない!」


シルフィには難しい内容だったみたいだ


「簡単に説明するとリルがここにいるってことはめちゃくちゃ強くて悪いヤツが復活して世界のピンチ〜!って感じだな」


俺は簡単に噛み砕いて説明する


「えぇ!それって激ヤバじゃん!」


「だから国家機密以上の話だからこそ今から王様に伝えなきゃ行けないのよ」


すると合点が言ったように


「なるほど理解したよ!」


こんな話を繰り広げてる中バハムートは辺りに光線を飛ばしていた


「気になってるんだけど何してるの?」


するとつまらなそうな顔で


「主に近づく羽虫が多くての消滅させておるのだ」


昔からバハムートは魔物のことを羽虫と表現することが多い。


「俺の事を守ってくれてるんだな、ありがとう」


俺はバハムートの頭を撫でると満足気な顔をして


「そうだろ!龍族で最強と謳われる我が契約しとるんだからな、危害は与えはしないよ」


そこから俺たちはヴァイセ王国の王都ドラグライトに向かう

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