第30話 新たな刺客?いざ!デュエル!!

クロノファミリー

ゼオ  ハンド  レイカ  マスターシャル

ライ  メディー


ホワイトフェザー

ララ ネル


タイター家

アルカ ルージ ミヤ メルーア テリッシャ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


?「死んでもらいますよ!!」


ゼオ「ほんぎゃぁぁぁぁぁ!!ちょ待って待って!!クッソォ!なんかこうパッ!っと手に力入れたら出てこないかな?うらぁぁぁぁ!!!」



俺はなんか手に力入れたら刀ヒュバン!って出て来る気がしてめっちゃ右手に集中した!

おぉ!凄い!なんかキテル感じする!!イケルぞ!!

ふるぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!



ゼオ「まぁ出る訳ないよね☆」


?「てりゃぁぁぁ!!」


ゼオ「うぉぉっぶなぁぁぁ!?!?」



奴の攻撃を紙一重でかわせなかった。全然かわせなかった。後ろに下がってかわそうとしたけど普通に斬られた。

深傷ではないけど



ゼオ「痛いよぉぉ!!おまわりさーーん!!刃物持った変な人いまーーす!!助けてぇぇ!!」


?「フンッ!!」


ゼオ「ヒィィィィィン(泣)」


?「ちょこまかと逃げてないで大人しく逝きなさい!」


ゼオ「はいわかりましたっなんて言う訳ねーだろうがバーーーカバーーーカ!!」


?「若さはいいですね、元気があって」



そう言うと奴が手に持っていたナイフが消えた



ゼオ「おん?ナイフどこやったん?まぁいいわ!素手ならワンチャンいけるかもしれないからな!」


?「ホイッ」


ゼオ「!?」



仮面黒マントマンが何かを投げる素振りをしたと思ったら俺の肩に奴が持っていたナイフが突き刺さっていた



ゼオ「なんでナイフが!?っかめっちゃ痛いんですけどー!!!」


?「ほれもう一本!」


ゼオ「ぐぅ!?!?」



そしてまたいつの間にかナイフが突き刺さっていた

次は左足に刺さりやがった



ゼオ(なんで急にナイフが!?魔術か!?なんにせよこのままじゃ俺死んでまう!ん?あれ?ポケットになんかあるな、、、)


?「さぁこれで終わりにしましょう!!」



そう言うとまた奴は何かを投げるような体勢に入った



ゼオ「おぉぉぉ!よく分からんけどネル!使わしてもらうぞ!!」



俺はネルから貰ったモン◯ターボールみたいなのを地面に叩きつけて割った

すると煙が立ち上がったと思ったらホワイトフェザーララ

がその煙から出てきた



ゼオ「んぇ??なんで???」


?「!!?!」


ララ「あー、あー、えーっゴホン、おいお前!もう既にお前は包囲されている!観念しろぃ!」


ゼオ「え!マジで!ホワイトフェザーきたの!?良かったー助かったー!!」


?「、、、」


ララ「ちょっとでも動いたらヤバいぞ?一斉に最高魔術攻撃しちゃうぞ?」


?「ふふ、やってみたらどうですかな?」


ララ「そうだろ?怖いだろう?」


?「?」


ゼオ「ん?なんだ?なんか話が噛み合ってなくないか?」


ララ「余談なんだが怖い話を聞いた後私は1人になるのが怖くてよく酒を持って部下の部屋へおしいるんだ」


ゼオ「何言ってるの?余談過ぎるぐらいの余談なんだけど?」


ララ「酒で思い出したが知っているかい?クロノファミリーのゼオって言う男がいるんだがそいつな、酔っ払い過ぎてそこら辺のゴミをDIYして自分が住む犬小屋みたいなのを作ったんだよ、その小屋の上に登って『今ならイケる!今の俺なら出来る!!見てろ俺のこの右手!!!いっくぞぉぉぉぉぉぉぉ!!!はい!せーの!!犬!ワンワン!!』って右手で犬の形作って見せてたがそこのマスターに一瞬で小屋燃やされてたなぁ〜」


ゼオ「やーーめーーーろーーーよーーー、酔った俺は何してんだよ、っかバラすなよ!しかも今じゃなくない!?見ろよあいつの顔!引いてんじゃねーか!!」


ララ「あ、因みにこれ私達が作ってみた試作品の【メモリースモーク】ね!略してメモスモ!試作品だしとりあえず煙幕でも出しとくね!バーイヤーン!!」



すると急にあたり一面に煙幕が出た

俺は逃げるなら今だと思い走り出したが壁に頭をぶつけその横にあった丁度人1人入れそうなゴミ箱に倒れスッポリ入ったとこで気絶した



ゴミ回収者「おい!兄ちゃん!!大丈夫か!?」


ゼオ「ん、、オェ、くさっ」


ゴミ回収者「なんでこんなとこにいたんだ?呑み過ぎたのか?」


ゼオ「いえ、ちょっと鬼ごっこしてたらこんなりました」


ゴミ回収者「お、おぉ、、まぁ程々にやりなよ、、?」


ゼオ「はい、次は必ず捕まえて100日間ぐらい大量のゴミと住まわせてやりますね」


ゴミ回収者「随分罰が重たい鬼ごっこしてるんだね、、まぁ気をつけて?」



気づくともう朝になっていた

あの仮面野郎は一体何者なんだろう、、、

まぁ考えて分かる訳ないし帰るか

ゴミと一緒に寝てたせいで鼻が顔面にめり込みそうだよ

俺はアルカの屋敷へ戻った



アルカ「お前何やってたんだ?あと凄く臭いぞ?本当に何してたんだ??」


ゼオ「ゴミと一夜を共にしたらこんな臭いになってもうてん」


アルカ(こんな大人にはならないぞ僕は)


ゼオ「今日はどこ行くんだ?」


アルカ「お父さんとお母さんに会いに行くんだ、とっとと体流してこい」


ゼオ「あーもーあったまきた!お前も一緒に入るんだよほら行くぞ」


アルカ「僕は臭くないだろ!?ちょ放せバカ!誰か!!こいつを斬首しろ!!!」


ゼオ「斬首は重過ぎない??」



俺はアルカを強引に担いでそのまま風呂に向かった

途中から諦めたようで自分で風呂に準備をしていた



ゼオ「んばぁーー!!朝風呂きもちぃーーー!!!」


アルカ「タダシは何で朝汚い格好で帰ってきたんだ?」


ゼオ「言ったろ?ゴミとワンナイトだって?」


アルカ「何かあったんだろう?」


ゼオ「、、、」


アルカ「無理に言わなくてもいい、裏で何かあるのだろう?」


ゼオ「まぁ何かある、だが何かは俺もぶっちゃけまじでわからん」


アルカ「そうか、、、」


ゼオ「アルカ、いつ危険な目に合うか分からんからいつも以上にお前の近くにいる事にしたぞ!うんこしてる時も真横にな!!」


アルカ「それはキモいからやめてくれ」



子供から言われるキモいって結構心に刺さるな、、、

ピュアだからかな?子供のピュアが言葉を鋭利にしてるのかな?


風呂から上がり支度をしてアルカと両親のいる病院へ向かった



ゼオ「なぁガキンチョ、朝飯食い忘れたから何か奢って」


アルカ「いい大人がガキンチョに奢られて恥ずかしくないのか?」


ゼオ「恥かいて腹一杯になれんなら全然良いだろ?」


アルカ「よくはないだろ?ほらあそこのネズミ何か食べてるから分けて貰ったらどうだ?」


ゼオ「ネズミに?」


怪しい婆さん「ひっひ!そこの坊ちゃん?」


アルカ「?」


怪しい婆さん「ひっひ!いい物がこっちにあるんだが興味ないかい?」


アルカ「全くないので大丈夫です」


ゼオ「良いものってなんだ?金か?」


アルカ「くいつくなバカ」


怪しい婆さん「今坊ちゃん達の間でカードゲームが流行っているのだろう?」


アルカ「流行ってますがそれが何か?」


怪しい婆さん「【惑星背負い投げ爺】」


アルカ「!!?!」


怪しい婆「【滝逆流させ婆】」


アルカ「あ、ある、、のか?」


怪しい婆「ひっひ!あるよぉ〜??着いておいで」


アルカ「よし行くぞタダシ」


ゼオ「まてまてまてーーい、怪し過ぎるだろ、そもそも何?惑星背負い投げやらなんやらって?」


アルカ「知らないのか?今流行ってるカードゲーム【ジーバーデュエル】」


ゼオ「ジー、、え?なにそれ?」


アルカ「ざっくり簡単に言うとお爺様とお婆様のカードで戦うゲームだ」


ゼオ「楽しいのそれ?」


アルカ「楽しいに決まってんだろ?しかも今あの人が言ってたカードは世界に3枚しかないと言われている超スーパーレアカードなんだ!!」



くそぅ、こんな無邪気な子供の顔されちゃ何も言えねーぜ



アルカ「よし行くぞタダシ!」


ゼオ「絶対罠だと思うけどなぁ〜」



少し歩くと人気のない建物裏に連れてこられた



怪しい婆「ひっひ!すまないねあんたらぁ、ワシも金がほしくてね?」


?「ほらよ、約束の金だ!もう行っていいぞ!」


怪しい婆「ひっひ!まいどぉ〜」


アルカ「ちょっと待ってください!!!!」


怪しい婆「ひっひ、なんだい?」


アルカ「あ、あの、カードは、、、?」


怪しい婆「ひっひ、ないよそんなもん」


アルカ「クソォォォォォォォ騙されたぁぁぁぁ!!」


ゼオ「ったりまえだろぉぉぉぉぉがぁぉぁぁぉ!!!!」




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