第18話仲間の帰還!ライとメディー!
クロノファミリー
ゼオ ハンド レイカ マスターシャル
ライ メディー
ホワイトフェザー
ララ ネル
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魔力スッカラカンの俺はマスターの肩を借りながらギルドへ戻った
中へ入ると近くのソファーに放り投げられた
扱いが悪い事この上なし
ゼオ「もっと優しくしてぇ〜」
マスター「運んでやっただけたりがたいだろ?」
ゼオ「鬼め、、、」
マスター「修行の成果も確認できたし魔力切れになるとどうなるかも知れて良かったな!ちょっと待ってろザコ!」
ゼオ「ザ、ザコ!?」
マスターが奥から何やら怪しい飲み物を持ってきた
ポーション的なあれか?MP回復アイテムか?
マスター「はい水!!」
ゼオ「水かーーーーい」
マスター「美人お姉さんが水持ってきてやったんだぞ?非モテ大使補佐のお前には堪らないだろ?」
ゼオ「何非モテ大使補佐って?見た目は確かに美人お姉さんだけどマスターの事知ってる人からしたらただババァが水を持ってきただけ、、、」
俺は鼻から炭酸一気飲みチャレンジを無理矢理やらされた
マスター「んまぁ確かに魔力回復アイテムはあるぞ?」
ゼオ「ゲホッガハッオエッ」
マスター「聞いてるのか人の話?」
ゼオ「だれのぜいでごんな、、、(泣)」
マスター「魔魂薬と呼ばれてるのが魔力回復剤だ!」
ゼオ「まこんやく?変な名前ぇ〜」
マスター「あとは自然的に回復を待つかだな!ちなみにウチには魔魂薬はないぞ!」
ゼオ「なんで?」
マスター「あれ高いからな!ウチにはお金はないのだ!!!」
ゼオ「あーそうだった、ウチ最弱ギルドって呼ばれてんだった、そりゃあるわけないか」
ハンド「マスター今戻りました」
レイカ「お!ゼオ久しぶりだねぇ!」
ゼオ「2人とも俺いなくて寂しかったでしょ?」
ハンド&レイカ「全然。」
ゼオ「もう嫌このギルド」
ハンド「マスター、あの2人が先ほどこの町に入ったと町の人から聞きました」
マスター「ん、遠方クエストを終えて帰ってきたか!」
ゼオ「誰かきたの?」
レイカ「クロノファミリー所属する仲間のもう2人だよ!最初に言ったでしょ?あと2人いるって!」
ゼオ「そうだっけ?あの低反発枕を抱っこしないと寝れないって人と敷布団と掛け布団は逆で使わなきゃ気が済まないって人?」
レイカ「誰それ?そんな寝る時のクセ強めな2人じゃないよ?」
ゼオ「じゃあ違うかぁ、、、」
レイカ「逆に私が気になってきたよその人達」
?「マスター!!今戻りましたぜ!」
?「やっぱり久々のマイギルドはいいですね!」
マスター「ライ!メディー!お疲れ様!無事に帰ってきてくれて何よりだ!!」
ゼオ「、、、ねぇねぇレイカ」
レイカ「なにー?」
ゼオ「この2人がそう?」
レイカ「うん!ライとメディー!ライは私達より歳下だけどメディーは歳上だよ!」
ゼオ「この2人は強いの?」
レイカ「このギルドでは強い2人だよ!ライは背は小さいけど雷系の魔術が得意でね!星5だよ!」
ライ「今背が小さいって聞こえたぞ?」
レイカ「小さいってワードに敏感なの!」
ゼオ「難儀だなぁ」
レイカ「メディーはね回復系の魔術が得意だよ!あと武術が凄いよ!メディーも星5だよ!」
ゼオ「この世界の女性陣は逞しいなぁ」
メディー「君がゼオですか?マスターから手紙で聞いてますよ」
ライ「あー星カスの?見るからにカスっぽいもんなぁ?」
ゼオ「まず言葉づかいの勉強から教えてやろうかぼくちゃん?」
ライ「テメェ子供扱いしやがったないま?」
ゼオ「おうおうなんだ?やんのか?あぁん?」
マスター「やめとけ2人とも、まずはライとメディーが帰ってきたんだ!呑みにいくぞぉー!!」
「「おぉー!!!」」
ゼオ「本当酒好きだなこの人」
俺達はいつもの酒場へ向かい2人のお疲れ様でしたお帰りなさい会を開いた
マスター「ぷはぁー!美味いなぁ!!」
ゼオ「死にかけた後の酒は格別だぁ!!」
ハンド「2人ともクエストはどうだった?」
ライ「あー村の近くにモンスターが何箇所も住処つくっていやがったからなぁ、探し出すのゆるくなかったぞ」
メディー「感知系の人がいればまだ早かったですね」
ライ「強さ的には大した事なかったけど数が多くてやっかいだったしな!」
ハンド「大変なクエストだったんだな、本当お疲れ様!」
ライ「ところでお前マエラさんのとこ行ってたんだろ?強くなったのか?」
ゼオ「ったりめーよ!なめんなよチビ!」
レイカ「あ、NGワード言った」
ライ「誰がチビだゴルァ!!表でろや!!」
ゼオ「上等だ!やってやんよチビ猿!!」
マスター「やーめーろ!ライ落ち着け!ゼオもだ!」
ライ「クソッ次言ったらぶっ飛ばすからな!」
ゼオ「いつでもかかってきな!!(ファー!マスター止めてくんなきゃどうしようかと思ったぁ!焦ったぁー!!!)」
マスター「あ、因みに次のクエストゼオとライに頼むからな!よろしくぅ〜」
ゼオ&ライ「、、、は?」
ハンド「ちょ!待ってくださいマスター!流石にこの2人一緒にさせるのは今はまずくないですか!?」
マスター「んまぁーなんとかなるさ!」
メディー「面白そうでいいんじゃないですか?」
ライ「ちょっと待った!マスター!俺嫌ですよこんなお荷物連れてクエスト行くの!!」
ゼオ「誰がお荷物だって!?俺だって嫌だし!!人混みとか言ったら絶対はぐれるから!手繋いでないと迷子になっちゃうから!」
ライ「また子供扱いしやがったなこのクソゴミカスが!!」
ゼオ「テメェ言い過ぎだろうが!!クソかゴミかカスのどれか1つにしろやこらぁ!!」
ハンド「どれか1つなら良いのか」
マスター「はっはっは!仲良いな!」
ゼオ&ライ「どこがだよ!?!?」
マスター「んま〜詳しい事は明日話すからとりあえず呑め!!」
翌日
安定の二日酔い
ゼオ「おはざまーーすぅ〜」
ライ「おざぁぁまぁぁすぅぅ」
マスター「おっは〜、二日酔いですって顔してんなぁお前ら」
レイカ「はよー!昨日どっちのが酒強いかぁ!って言って呑み比べしてたもんねぇ?そのまま2人同時にダウンしてたからドローだね!」
ハンド「全く、運ぶのゆるくなかったぞ?」
ゼオ「あのさ、いや運んでくれたからあまり言いたくはないんだけどね?普通部屋まで運んでくれるじゃん?なんで家の前のゴミ捨て場なん?家目の前だよ?ベットまであと少しだったんだよ?」
ライ「お前まだ家の近くだからいいじゃんかよ、俺家と真逆の方にあるベンチの下だぞ起きたの?絶対途中まで送ってから「あ、道間違った!まぁいいかここでww」って感じで置いてかれたんだぞ?しかも何でベンチの下?ねぇ?なんで?」
ハンド「いやぁ、だってそりゃ、、なぁ?」
レイカ「うぇ!?う、うん!それはその、、ねぇ?」
メディー「ええっとですねぇ、、マスター?」
マスター「面倒くさかったからだ!!」
ハンド「あぁハッキリ言っちゃうんだ、、、」
ゼオ「ひどい!最後まで面倒見てよ!!」
ライ「そーだそーだ!世話を焼け!!」
ハンド「お前ら仲良いの?悪いの?」
マスター「そんな事は置いといてだ!」
ゼオ「置いとかれちゃったよ、後で拾い直すからな」
マスター「昨日言った通り2人にクエストへ行ってほしい!ここへ迎え!!」
ライ「『ヨージス村』?」
マスター「海の近くにある村だ!そこにいる『マッコウ』と言う人物に話を聞け!」
ゼオ「なんか討伐系?」
マスター「言ってからのお楽しみだ!」
ゼオ「うわ焦らす系だ」
マスター「とりあえずライとメディーが帰ってきたばかりだからな、もう少しゆっくりしてから行ってこい!」
ライ「俺はいつでも行けますよ!」
ゼオ「俺がもう少しゆっくりしたいです」
マスター「よしじゃあ明日行ってこい!」
ライ「はい!」
ゼオ「俺の話は聞いてもらえない!!」
ライは訓練だ!と言い裏へトレーニングをしに、俺はもう嫌だ!と言いやけ食いをしに飯屋へ走った
メディー「しかし本当に2人で大丈夫ですかねマスター?」
マスター「今回のはあいつらが1番適任だし喧嘩するほど仲が良いとは言うもんだろ?」
メディー「まぁそうですけど、、、」
マスター「私はあのバカ2人を信じているよ!はっはっは!!!」
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