第19話 ライとのクエスト!捕まえろ盗人ガール!
クロノファミリー
ゼオ ハンド レイカ マスターシャル
ライ メディー
ホワイトフェザー
ララ ネル
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ヨージス村出発当日
ゼオ「お菓子は持ってきたかぁ?300円までだぞー?」
ライ「はいころーす、絶対ころーす」
マスター「仲良くやるんだぞ?」
ハンド「マスターもう既にダメかと、、、」
メディー「心配ですね、、」
レイカ「面白そうだけどね!」
ライ「こんなアホいなくても俺1人で大丈夫ですよマスター!」
ゼオ「みたいなので1人でいかせてやってくださーい」
マスター「ダメだ、2人でいけ!」
ゼオ&ライ「えぇー」
マスター「早く行かないと2人共マエラの修行行かすぞ?とびっきりの鬼畜メニューにしてもらってな!」
ライ「行ってきます!」
ゼオ「仲良くクエストこなしてきます!!」
俺とライは逃げるように出発した
ゼオ「なぁ〜ヨージス村までどやっていくんだ?」
ライ「あそこまではあれに乗って行く」
ライが指差した方を向くとデケー亀が見えた
近くまで行ってみたがまぁデカい、甲羅に6人乗り用に装備されている
ゼオ「なんですのんこれ?」
ライ「ギガメってゆうモンスターだ、温厚な性格で怒ったところを見た奴はいない!それに3日間飲まず食わずで動けるから移動手段としてよく町とかにはいるぞ!」
ゼオ「えぇ、、でも亀だよ?村着くまでに俺らおじいちゃんになるぞ?浦島ゼオになっちまうよ?」
ライ「浦島?、、、よくわからんがこいつのスピードを舐めない方がいいぞ?」
ゼオ「へいへーい亀さんよー?いけんのかーい?君ノロマで有名じゃないかーい?海の中ならまだしもここ陸よ?俺の方が早いんじゃなーい?ww」
ギガメ「怒」
ギガメのほっぺをペチペチしたら物凄い勢いでビンタ返しされぶっ飛び気絶した
飼い主「だ、大丈夫ですか!?初めて見た、、こいつが怒ったの」
ライ「あのアホなら大丈夫なんで気にしなくて良いですよ」
飼い主「で、でも血が!」
ライ「アホなんで大丈夫です、さ!行きましょう!」
飼い主(可哀想な扱いされてるなぁこの人)
、、、、、、、、、、、、、
ライ「おい、おい起きろブス!」
ゼオ「うぉぉ、、、誰がブスだぁ、、ここは???」
ライ「ここはヨージス村近くの町だ」
ゼオ「いつの間にこんなところに?」
ライ「お前がバカだからだ、さぁ行くぞ」
ゼオ「答えになってないし誰がバカだこのヤロウ」
ライ「ちょっと買いたい物がある、着いてこい」
ゼオ「お前が俺に着いてこいよ」
ライ「どうゆう事?買い物あるから着いてこいって言ってんだよアホ」
ゼオ「仕方ねーな、1人で行けないから着いてきてって素直に言えよ」
ライ「子供扱いしてんじゃねーぞハゲ!!」
ゼオ「ハゲてねーよ!ふっさふさだろーが!!」
ライ「その天パ真っ直ぐにされてーのか?」
ゼオ「そ、それは、、是非お願いします」
ライ「やーだよっ」
ゼオ「テメェェェェ!!ちょっと期待したわこらぁぁぁ!!!!」
むすっとした顔でライに着いて行っていると女の子が俺にぶつかってきた
女の子「!!」
ゼオ「おっと、、なんだ?俺のファンの子か?待ってろ今サイン書いてやるから、、」
男「兄ちゃん!その子捕まえてくれ!泥棒なんだ!!」
よく見てみると短刀を2つ持っていた
女の子「お願い!助けて!」
ゼオ「俺はブスじゃないか?」
女の子「、、、へ?」
ゼオ「俺は!ブスじゃ!!ないか!!!」
女の子「う、うん、、、」
ゼオ「俺はハゲていないか!!!」
女の子「ハ、ハゲてない!!」
ゼオ「よーーし!なんとかする!!」
女の子(ヤバい人に助け求めちゃったかな、、)
男「はぁ、はぁ、やっと追いついた!さぁその短刀返してもらおうか!!」
ゼオ「まぁ待ちなモブキャラ!」
男「誰がモブキャラだ」
ゼオ「この子何か事情があるんじゃないのか?話を聞いてやってもいいじゃないか!大人だろ?大人の余裕出していかないとな?」
男「、、、それで?その子はどこにいるんだ?」
ゼオ「んん?ここにいるだろ、、、ってあれ?どこいった?」
男「あんたのせいで逃げられたじゃねーか!金払ってくれよ!!」
ゼオ「いやいや!金払ったって俺関係ないじゃん!そもそもそんなにお金持って、、、あーーんれぇぇぇ?僕のお財布わー?」
男「、、、まさかお前」
ゼオ「え?盗られた?あの子に?お財布?」
男「、、、」
ゼオ「あーーんのクソガキィィィィィ!!どぉぉぉこいったぁぁぁぁぁ!!」
男(大人の余裕とは、、、)
ゼオ「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
男「あ!ちょっ、、、行っちまった、、なんかあいつ見てたらどうでも良くなってきたな、帰ろ」
前を歩いていたライは
ライ「、、、ん?ゼオ?どこだ?」
気づかず前へ進んで行っていた
俺はライの事は頭からぶっ飛びぶつかって来た女の子を血眼になりながら探し回った
ゼオ「あのぉぉぉぉぉぉ!!!」
町人「ヒィッ!!は、はいぃぃ!!」
ゼオ「赤茶髪のボロッとした服装した女の子みなかったですかぁぁぁ!?短刀抱えたぁぁぁ!!」
町人「み、み、み、見てないですぅぅ!!」
ゼオ「どぅぅぅぅおぉぉぉぉこぉぉぉぉだぁぁぁぁ!!!」
町人(ホワイトフェザーに通報しなきゃ!女の子が危ない気がする!!)
俺はそんな誤解が生まれてるなんて知らず女の子を探し走り回っている
すると路地裏に入ってく赤茶髪が見えた
俺もすかさずそこへ入ってく
ゼオ「くぅおらぁぁ!!」
女の子「!!」
ゼオ「みぃぃぃつぅぅぅけぇぇぇたぁぁぁ!!」
女の子「ス、ストーカー!!」
ゼオ「ストーカーちゃうわぁぁ!盗った財布返してもらおーかぁぁ???」
女の子「何のことー?私知らなーい」
ゼオ「ほぉーん?ならその短刀盗んだって事でさっきのおっさんとこ連れてくな?」
女の子「財布盗りました返します連れてかないで下さい」
ゼオ「やっぱあるじゃねーかこのガキャァァァァァ!!!!」
女の子「か、返したんだから連れてかないでよ!!」
ゼオ「、、、おぉん?」
俺はその子の後ろに目がいった
壁に小さい子なら入れそうな穴、そこに毛布やダンボールがある
ゼオ「、、、そこは?」
女の子「私の家よ、こう見えても結構住み心地良いんだから!」
ゼオ「両親は?」
女の子「、、、」
ゼオ「、、、はぁ、仕方ねーな行くぞ」
女の子「え、、誘拐?」
ゼオ「ちげーよ!腹減ったからまず飯行くぞ!食わないのか!?」
女の子「ま、待って!行く!」
俺はその子を連れて飯屋にいった
なんか忘れてる気がするがまぁいいか
そして飯を食べながら女の子に色々聞いてみる事にした
ゼオ「名前は?」
女の子「リーナ!」
ゼオ「歳は?」
リーナ「6歳!」
ゼオ「なんで短刀盗んだんだ?」
リーナ「、、、」
ゼオ(話したくはないか、、、)
リーナ「ねぇおじさん、ギルドの人だよね?」
ゼオ「ん?あぁそうだ、あとおじさんじゃないぞ」
リーナ「私の依頼受けて!お金はすぐには払えないけど、、、私のお父さんとお母さんの仇を一緒に取って!!」
ゼオ「仇?」
リーナ「私の親はモンスターにやられちゃったの、、、」
ゼオ「モンスター、、そのモンスターはどこにいるんだ?」
リーナ「ヨージス村近くにある海にいるモンスターだよ」
ゼオ「ヨージス村?俺もそこへ行く途中だったんだ」
リーナ「ならお願い!一緒に戦って!!」
ゼオ(もしかして俺が受けたクエストとこの子が言うモンスターって何か関係ある?モンスター討伐?)
リーナ「、、、ダメかな?やっぱりお金ないと、、」
ゼオ「とりあえず一緒に行くかヨージス村!」
リーナ「うん!」
ライ「いた!ゼオ探したぞ!何勝手にウロチョロしてんだ!!」
ゼオ「、、、あー、忘れてたわ」
ライ「忘れてた?俺の事をか?俺の事を忘れてたのか?」
リーナ「おじさん、、この人は?」
ゼオ「俺の飲み物注ぎ係」
ライ「なんだ飲み物注ぎ係って?あと誰なんだこの子は?」
ゼオ「あー、とりあえずヨージス村に行こう、歩きながら話すな」
俺とライとリーナで村へ向かい歩き始めた
その間にライに何があったのか、リーナにこのチビが誰なのか説明した
因みにさっきの飯屋のお金はこっそりライの財布をとりそこから出したがすぐバレて滅茶苦茶怒られた
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