第13話笑って泣いて怒ってボコられて!

登場人物だよ!

クロノファミリー

ゼオ キュイ


マエラ ラック ダマ

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ゼオ「ぶるぁ!寝てたぁー!!ここ、、、マエラの家か、、、」



まだ外は暗い、マエラも寝てるのかな?



ゼオ「今から宿帰るのめんどくせーなぁー、これマエラが掛けてくれたのか?優しいじゃないかさては俺の事大好きだな?ぐへへへ」



俺強くなれてるのかなぁ、、、

まぁいいや!二度寝しよっと!


、、、、、ダメだ眠気がグッバイしてしまった

ラック達はどうなんだろ?もしかして俺より強くなってたりしてるのか!?許せん!!

とか考えてたら寝れなくなっちゃった



ゼオ「刀持ってって素振りでもしよっかな、せっかく来たんだから強くなってマスターにドヤ顔してやりたいもんな!マスターより強くなっちゃったらどうしよ俺に惚れちゃうんじゃない?」



俺は刀を持って外へ出た

夜風が気持ちいいなぁ



ゼオ「しかしカッコいい刀だよなぁ!皆んな見て!ほら!カッコよくない!!あ、俺しかいないんだったわ」



とりあえず気が済むまで素振りしてみよ!

不思議と手に馴染むんだよなぁこの刀、ふん!ふん!、、、



ゼオ「100!ふぅ、100回は振れたぞ!ちょっと飲み物取ってー!あ、俺しかいないんだったわ」



自主練って孤独との戦いなのか!メンタルも鍛えられるわけね一石二鳥じゃん?うぇーいww



マエラ「なんだ?こんな夜中にふんふんうるさいな、、、ゼオか?何やってんだあいつ?」


ゼオ「ふん!ふん!」


マエラ「素振りやってんのか、根は真面目なんだろうな」


ゼオ「技の!名前とか!どうしよ!奥義!ダークネス!カンパニー!とか!カッコ良くね!?」


マエラ「闇会社じゃねーか、あと独り言デケーよ」


ゼオ「必殺!ファイアーフィンガー!とか!いかしてるぜ!」


マエラ「炎の指だぞそれだと」


ゼオ「マエラ流!ストレートエボリューション!ふぅー!最高!」


マエラ「やめて!お願いだから私の名前は出さないで!恥ずかしすぎる!私の流派の技『闇会社』と『炎の指』と『真っ直ぐ進化』になっちゃうじゃんか!意味がわからん!」


ゼオ「はぁ、はぁ、少し疲れてきたなぁ。もう少しだけやって辞めよっと!またぐっすりぬっとり寝れそうだ!」


マエラ「ぬっとり、、、?全く真面目なのか不真面目なのかわからん奴だな、、、」



1時間ぐらいは刀振ってたかな?なんか技名とかモテた時の事とか考えてたら結構やってたな

手がまた更にボロボロだ、剣士の勲章だと思えばなんて事ないな!俺かっこいい!多分明日ラブレター届くな!ふへっふへっふへっ


マエラの家へ戻るとテーブルの上におにぎりが2つ置いてあった

そういえばこの世界のご飯と元いた世界のご飯同じだったり似ている物だったりって結構あるなぁ



ゼオ「マエラ起こしちゃったのかな?もうこうゆう優しいところキュンとしちゃうじゃんかよ、明日お礼言って優しく抱き締めてあげよ」



俺は汗を流しておにぎりをすんごい笑顔で食べまた眠りについた

その間キュイは一回も起きなかった、すげー爆睡してるよこの子



俺もソファーで横になると0.6秒後には眠っていた


朝起きるとマエラが俺たちのご飯を用意していてくれたのでおにぎりのお礼を言ってそっと優しく抱き締めようとした、、、



ラック「おはよーございます!」


ダマ「ざっす!」


ラック「外にボコボコのゼオが吊るされてましたけど何かあったんですか?」


マエラ「おはよう!あぁカスがあるべき姿になっただけだから気にするな!さぁご飯食べて今日もトレーニングだ!」


ラック「はい!わかりました!」


ダマ「はーい!」


ゼオ「グハッ、、、心配してぇ、、、」



いつも通り3人はトレーニングについた

そしてそんな日々もあっという間に過ぎ俺がギルドへ帰る日になってしまった



ゼオ「、、、修行期間終わっちゃった!?やっぱり短くない!?普通漫画やアニメとかもっとするけど!?2週間で強くなれるかぁぁぁぁぁ!!!」


マエラ「元気いいなぁはっはっはっ!!」


ゼオ「言うてる場合か!マエラ俺滝2つに割れてないけど!?ギャンギャン流れてっぱなしだったけど大丈夫なの!?」


マエラ「いやまぁ無理だろうなって思ってたしなぁ?でも今のお前は普通の人よりは少し強いぞ?試しに私と最後の稽古しようか!」


ゼオ「ちくしょう!やってやる!!」



俺とマエラは武器をとり向かい合う



マエラ「今回は私も自分の武器を使わせてもらうぞ」


ゼオ「死ぬんかな俺」


マエラ「ギリで止めるから大丈夫だ、、、多分(ボソ)」


ゼオ「え?今何か小声で言わなかった?ダメな言葉でてなかった?」


ラック「ファイ!!!」


ゼオ「心の準備させろバカラック!」


マテラ「行くぞバカ弟子!!」


ゼオ「おぉぉぉぉ!!やってやるよおらぁぁぁぁ!!」



お互いに突っ込んでいく

マエラの大太刀が横一文字に斬りかかる



ゼオ「ヒョエ!!!」


マエラ「相手から目を離すな!死ぬぞ!」



俺はその攻撃を転げながらかわした

何度かマエラに稽古をつけてもらったがその度フルボッコにされていた

今日は勝ってやるからなロリババァめ!



マエラ「誰がロリババァだ馬鹿者」


ゼオ「人の心読むんじゃねー!!!」



10分後

俺はいつも通りボッコボコにされました



ゼオ「グゥ、、最後まで勝てなかった、、、」


マエラ「お前に負けるわけないだろ?でも前までは数秒でやられていたのに今回は10分ぐらいは持ったんじゃないか?」


ゼオ「確かに、、、マエラの攻撃が少し見てた気がするな?それに息が上がるのも遅かったような?」


マエラ「基礎は作った、そこからどう強くなっていくかはお前次第だ」


ゼオ「なれるかなぁ強く?」


マエラ「しらん」


ゼオ「やっぱ鬼だなこの人」


マエラ「冗談だ、お前なら大丈夫だ!その手毎日素振りしていたんだろ?」


ゼオ「してたけど魔術も全然ダメだよ?」


マエラ「これから良くなる、やり方も教えたし自分なりに考えてトレーニングしてみろ!」


ゼオ「んむぅ、、、自主練頑張るしかないか、、、」


マエラ「お前達2人は行くとこないんだろ?まだ私の手伝いをしろ!」


ラック「はい師匠!」


ダマ「はーーい!!」


ゼオ「2人は残りか、なんだか寂しくなるなぁ〜」


マエラ「バカ弟子1号、これを持っていけ」



マエラからノートを貰った

そこにはどうゆうトレーニングがいいとか魔術の纏い方など色々な事がかかれていた



ゼオ「これマエラが作ってくれたの?」


マエラ「お前バカだから分かりやすく書くのに時間かかったぞバカ」


ゼオ「今の話にバカ2回入ってるんだけど、、、」


マエラ「ちゃんと読んでトレーニングしろよ?あとそれから、、、たまには顔を出せ、稽古つけてやる!」


ゼオ「わかった!マエラの作る飯美味しいしなぁ!また会いにくるよ!!」


マエラ「おう、気をつけて戻れよ」


ゼオ「うん!ありがとう師匠!!」


マエラ「おうバカ弟子1号」


ゼオ「よーし、皆んな寂しがってるだろうから行くね!絶対あの滝真っ二つにしてやるからな待ってろよ!ほんじゃ、行くね!」


マエラ「あぁまたな、」


ラック「じゃあなバカ!」


ゼオ「おうじゃあなアホ!」


ダマ「うぅ、寂しくて涙出てきたっす」


ゼオ「うぉい貰い泣きしちまったじゃないかよ〜」


キュイ「キュルー!」


マエラ「キュイもまたおいでな、あまりこいつに近寄りすぎるとバカがうつるから気を付けれよ?」


キュイ「キュー!!!」


ゼオ「キュー!!!じゃねーよ、そんなことないよ!ゼオ様は偉大で寛大で壮大きゅよ!ぐらい言わんかい」


キュイ「キュールー!!」


ゼオ「ぐぁぁぁぁケツがぁぁぁぁ!!!」


マエラ「うるさいからはよいけ」


ゼオ「うぅ、、、愛しさと切なさと心強さぁ」


ラック「??」



見送ってくれてる3人に全力で手を振りキュイと歩き出した

たった2週間だけだったけど濃い2週間だったな

最強の剣豪に8歩ぐらいは近づいただろうか?

逞しくなった俺を見て皆んなびっくりするだろうな、にひひひひひ


俺はケツに噛みたいてるキュイと一緒に列車に乗り込んだ




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