第11話体を!心を!デットランライトニング!

登場人物だよ!

クロノファミリー

ゼオ キュイ


マエラ ラック ダマ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


翌日の朝

バカ3人+キュイで雁首揃えてマエラの家へ向かった

、、、誰がバカじゃい



ゼオ「はよーざまーす」


ラック「おはようございます!」


ダマ「まっす!!」


マエラ「3人ともおはよう!ご飯が出来てるぞ!食べよう!」


ラック「やった!昨日の夜から腹減ってたんだ!」


マエラ「どうなってんだお前の腹?」


ゼオ「なんでラックは朝からそんな元気なのぉ〜?」


ラック「ワカラン!」



俺達は飯を済ませた

少し休んだら外でマエラ先生によるお勉強が始まった



マエラ「よしバカ達お勉強の時間だ」


「「おねがいしまーす」」


マエラ「まず『魔術』について教える、魔術は人が持つエネルギーを魔法に変えて攻撃、防御等を行う事ができる。それを武器にのせるとこんな事もできる」



マエラが持っていた木刀に白いオーラの様な物が纏った

そして木刀を振ると壁へ斬撃が飛び凄まじい跡が着いた



マエラ「軽く纏っただけだからあんなもんだがな、因みにあの壁は後でお前達直せよ?」


ゼオ「えぇ、、、」


ラック「わかりましたー!!」


ゼオ「なんでお前そんなノリノリなの?」


ラック「いやぁなんか学校?ってやつはこんな感じなのかって思うと楽しくてな!」


ゼオ「いたいよー、ココロが今日もいたいよー、」


マエラ「人によって得意な魔術は様々でな、私は炎系の魔術を得意としているからな今の斬撃にも炎を纏わせて放ったんだ」


ラック「先生!どれが得意不得意と言うのはどうやってわかるんですか?」


マエラ「魔術で大事なのはイメージだ、かっこいいからと言ってあやふやなイメージで魔術を使ってもダメだ。だいたい初っ端で出た魔術で何が得意かわかるぞ」


ゼオ「2種類とか3種類ぐらい魔術の属性使う人とかいるの?」


マエラ「あぁできるにはできるが体力がかなり持ってかれるし効率があまりよくないんだよな、色々中途半端になってな」


ゼオ「ふーーーん、、、?」


マエラ「あまり分かってないだろ?、、、とりあえずまずは自分のエネルギーが分かってなきゃ意味がない!そこに正座しろアブノーマルバカ!」


ゼオ「ア、アブノーマルバカ??」



言われるがままそこへ星座した



マエラ「いいか、よく見とけよ」



そしてマエラから赤いオーラの様なのがでた



マエラ「これが人の持つエネルギーだ、まずこれを感じとらなきゃダメだ!よしやれ!」


ダマ「や、やれってどうすれば?」


マエラ「感じ取るんだ自分の中にあるもんを、午後は筋トレな!」


「「はーーい」」



そして俺達は午前中いっぱい正座して感じ取ろうとしたがうんともすんとも言わん



マエラ「おーい、昼飯だってあぁ言い忘れてた!別に正座じゃなくていいぞ?」


ゼオ「早く言えよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!エネルギー感じ取る前に足の感覚感じ取れなくなってたわぁぁぁ!!」


ラック「こ、、これも修行、、、!!!」


ダマ「お頭かっけぇー!!!」


ゼオ「お願い黙って??」



ブーブー文句は言いつつも昼飯はしっかりたらふく食べてやったぜ

そして次は筋トレだ



マエラ「うし、まず基礎中の基礎からだな!この山道あるだろ?ここを走って登って行って上にある饅頭屋からいちご大福貰って走って降って戻ってこい」


ゼオ「、、、なんて?」


マエラ「これをつけていけ」



そう言われて手首にピッタリハマるブレスレットを付けられた



ラック「何ですかこれ?」


マエラ「友人特製の【足を止めるな!ビリビリ!デッドランライトニング!!】だ」


ゼオ「アドベンチャー感ある名前だけど物騒な事しかいってないよな」


マエラ「まぁそう言うわけだ、はよいけ!帰ってきたらまだあるからなー」


ラック「よし競争しようぜ!先に饅頭屋着いた奴が今日1日言う事聞くにしよう!」


ゼオ「へっ望むとこだぜ!」


ダマ「よしよし!僕が1番だ!」


ラック「位置についてー!ヨーイ、、、ドンゴラデッシャオラァァァァォ!!!」


ゼオ「んだそれわぁぁぁぁぁ!!!」


マエラ「まぁそんな高い山じゃないから大丈夫だろ」



俺達は最初こそ飛ばしたがペース配分とゆう言葉が頭の片隅にもなく序盤でバテた



ゼオ「カヒュー!カヒュー!」


ラック「クーパァ!クーパァ!」


ダマ「ピュー!ピュー!」


ゼオ「ま、ま、ま、まだつかんのかぁ!」


ダマ「まだ走り出して数分しかたってないっすよぉぉぉ」


ラック「辛い!けど仲間と辛さを共有できるっていいもんだな!」


ゼオ「ちくしょう、汗なのか涙なのかわからねーよバカヤロウが!!」


ダマ「も、もうダメェ〜」


ゼオ「俺もぉ〜」


ラック「あれ?止まったら何かあるんじゃなかったっけ?」


ゼオ「忘れたよそんなのぉ〜」



俺とダマはその場に倒れ込んだ

ラックは足踏みしてアワアワしていた



ゼオ&ダマ「アババババババババ!!!!」


ラック「おぉぉ!?!?」



マエラから貰ったブレスレットからドン引きする程の電気が流れた

限度を知らんのかあんのババァめ、

因みに今言う事では絶対無いがマエラは恐らく50〜60辺りみたいなんだが見た目は30前後の美人だ

ウチのマスターと同い年みたいだぞ!

やっぱり今言う事じゃないね!



ラック「すげぇ、、、電気で骨見えたの初めてぇ!」


ゼオ「よ、喜んでんじゃね、、よ、、、」


ダマ「ケッホォー、、、」


ブレスレット「トットトハシッテクダサイ!マタデンキナガシマスヨ!!」


ゼオ「余計な機能つけんなよぉ〜」



俺達は足をガックガクになりながら饅頭屋についた



饅頭屋「あーマエラちゃんのおつかいねぇ!ちょっと待っててね!」



その間も俺らは足踏みをして待機だ

マエラの家に着くまで俺足ちゃんとあるかなぁ?



饅頭屋「はいこれ!みんなで食べてねぇ!」


ラック「はい!アザーッス!!」


ゼオ「にゃんでこいつはこんな元気にゃのぉ〜」



フラフラガクガクでマエラの家へ着いた



ゼオ「ひゃっとついたぁぁぁ」


ダマ「もう無理ぃ」


ラック「マエラさん饅頭買ってきました!」


マエラ「おぉ思ったよりは早かったな!お疲れ様!ブレスレット取ってやるからこっちこい!」



ギリギリ生きてる、、、またどっかに異世界転移するとこだった、、、いや転生だな



マエラ「次は筋トレだ!筋力バカみたいにないからな!腕立て腹筋等を10,000回な!」



拝啓、マスターへ

一生恨みますこんちくしょう


こうしてハードな1日が終わった

体に力が全く入らないよ



マエラ「どうだった修行1日目は?」


ラック「辛かったっすけど自分の非力差も実感できました!」


ゼオ「なんでこいつこんな前向きにいけんの」


ダマ「体がバキバキでスプーンがもてましぇん」


ゼオ「帰りたいです」


マエラ「まぁ初日だしな辛いだろうな、それでもよく今日のハードメニュー最後までやり切ったな!」


ゼオ「後半は鬼畜ババァへの怨みで乗り切ったよ」


マエラ「鬼畜ババァとは誰かなゼオ?あぁん?」


ゼオ「すみませんでした」


ラック「明日も同じメニューですか?」


マエラ「あぁ、その予定だ」


ゼオ「朝起きるのが嫌になってきた」



プルプルさせながらご飯を食べ切り風呂へ入った

露天風呂だから最高だよ

マエラが手作りでやったんだって、暇なのかね?



ラック「ふぅ!!生き返るなぁ!!」


ゼオ「ラックはなんでそんな体力あんの?」


ラック「よくわからんが体力はすげーぞ!ダマは隠密系が得意で良く飯盗んでくれてたよな!」


ダマ「はい!!」


ラック「ゼオはなんでそんなザコいんだ?」


ゼオ「喧嘩売ってんのかおぉん?」


ラック「おーやるかぁ?そんな足プルプルさせて勝てんのかあぁん?」


ゼオ「こういう技なんだよなめんなよおぉん?」



立ち上がり少し睨み合ったがすぐ座り込んだ



ゼオ「やめよう、、、疲れた」


ラック「だなぁ、、、」


ダマ「いい湯ですねぇ〜」


「「だなぁ、、、」」


風呂から上がり宿へ戻る準備をした



ラック「師匠!宿へ戻ります!」


マエラ「なんか恥ずかしいな///」


ゼオ「師匠!明日はもう少し楽にいきましょう!」


マエラ「なわけねーだろバカ」


ゼオ「ちくしょう!」



宿へ戻りベットへ飛び込むと一瞬で寝落ちてしまった、、、




next→

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る