第5話 喧嘩終わればハゲだぜよ!
クロノファミリー
ゼオ(27) ハンド(27) レイカ(26) マスター(?)
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ゼオ「ブルァァァァァ!!!」
ハンド「お、起きたな」
レイカ「大丈夫?」
ゼオ「人生のエンドロールが流れてる夢を見たよ、終わったと思ったぁ〜怖かったぁ〜」
目を覚ますとベットの上で寝ていた
周りにはハンドとレイカがいた
ハンド「お前中々根性あるんじゃないか!」
レイカ「よく1人であのギルド行ったねぇ?あそこの最高戦力星7が2人もいるんだよ?よく生きて帰ってこれたね!」
ゼオ「そうゆうのは行く前に教えて欲しかったなぁ」
ハンド「なぜ手を出さなかったんだ?」
ゼオ「んぇ!?そりゃだってさ、、、ね?」
レイカ「戦わずして勝つ的な?」
ゼオ「そーだよそうそう!」
ハンド「にしてはボロボロにやられすぎじゃないか?」
ゼオ「ほら俺はこれだけやられても立ってられんだぞあぁん?ってところ見せないとさ?」
レイカ「気を失ってたのは?」
ゼオ「いやー流石に打たれすぎてさ!でもこれだけの傷でも衰えない俺の殺気に奴ら腰抜かしてたけどな!!」
ハンド「ほぉー、その後マスターが来てその場を収めてくれたって感じか?」
ゼオ「まぁそんな感じよ!細かいことははしょっとけ!!」
あーバカで助かった
まだ俺は強い奴でいけたぁー
マスターはこの2人に何も言わなかったのかな?
まぁとにかくバレないようにしないとな、俺の居場所が危うくなるかもしれんからね!!!泣
それから三日後人手不足なもんで強制退院させられた俺たち3人はクロノファミリーにいる
ゼオ「全然治ってないのに強制的に退院させられるってなに?聞いた事ないぞ」
レイカ「まぁー私達のギルド人がいないからねぇー」
ハンド「更に2人はクエストに出ていてまだ帰ってこないしな!」
ハンド、レイカ「あっはっはっはっは!!」
ゼオ「なんで笑ってんの?」
マスター「おーっすおはさーん」
ハンド「おはようございます!」
レイカ「はよーございまーす!」
ゼオ「きたなブラックギルド長」
マスター「よしゼオ私の部屋へ後でこい!とりあえず皆んな半分無理矢理だが退院出来て良かった!傷だらけになりながらも守ってくれてありがとう、流石は私の家族だ!今晩は飯いくぞ!!」
ハンド「はい!」
レイカ「やったー!外食奢りだー!」
ゼオ「ブラックギルド長ってワードアウトだったの?俺しばかれるのかな、、、」
マスターのあの圧に当てられた人なもんで
怒らせたらやべー人ランキング1位にさせてもらいました
2位は昔バイトしていた時にいた2つ下の霜田君、キレると首にぶら下げた鍵を振り回し永遠と追いかけてくるからだ
言われた通りマスターの部屋へ行く
ゼオ「し、失礼しまーす、、、」
マスター「何をそんなビクビクしているんだ?」
ゼオ「いやー、ぶっ殺されるのかなって思ってぇ?」
マスター「そんな事するわけないだろ?」
ゼオ「あのぅ、ご用件はなんでっしゃろ?」
マスター「うん、お前はこれからどうしたい?帰る手段が見つかれば帰るか?」
ゼオ「んー、、、でも俺剣豪でもなんでもないから居場所がないし、、」
マスター「私はお前に残ってもらいたいと思っているが?」
ゼオ「、、、え?でも俺強くないよ?マスターが欲しかったのは強い仲間じゃ?」
マスター「確かに強い仲間がいれば心強いしな、あの時お前を見て思ったんだよ」
ゼオ「?」
マスター「仲間が傷つけられて1人で突っ込んでくバカの方が私は好きだしこのギルドに必要だ、強さはこれから磨いていけばいいだろ?私はお前を家族としてこのクロノファミリーに迎え入れたいのだがお前はどうだ?」
ゼオ「いいの?俺ここにいても?」
マスター「あぁ、ようこそクロノファミリーへ!!」
ゼオ「まぁぁぁぁすだぁぁぁぁぁ!!!」
マスター「泣き顔汚っ」
ゼオ「うぅ、、きびしっ」
マスター「今夜は皆んなで呑みに行くか!歓迎会だ!」
ゼオ「めちゃ呑むぅ〜しこたま呑むぅ〜」
こうして正式にクロノファミリーのゼオとして迎え入れられた
ギャンギャン泣いているとレイカが入ってきた
レイカ「マスター!ラクシィーのラード達が!ってゼオ何泣いてるの?顔汚っ」
ゼオ「そ、そんなに俺の泣き顔ってヤバいの?涙止まらないんだけど」
外へ行くとラードとソイが立っていた
マスター「うん?どうした2人とも?」
ソイ「ちゃんと謝りに来ました、多大な迷惑をお掛けして本当に申し訳ありませんでした」
ラード「申し訳ありませんでした」
マスター「もういい、終わった事だろ?それよりお前たち暇か?」
ソイ「え?いえ、暇ってわけでは」
マスター「呑みに行くぞ!」
ラード「の、え、呑み?」
ゼオ「俺の歓迎会だ!歓迎しろ!」
ラード「なんだこいつ」
ゼオ「反省してハゲにしたの?」
ラード「元からだクソが!!!」
ソイ「でも俺たちついこないだまでこの町とギルドを」
マスター「終わった事だと言ったろ?まだ言うんなら眉毛剃り落とすぞ?」
ソイ「、、、是非呑まさしてください」
ラード「おいゼオって言ったな?」
ゼオ「なんだハゲ?」
ラード「テメッ、、、まぁいい、殴って悪かったごめん」
ゼオ「あれねぇチョーイタカッタヨー」
ハード「ぐっ、、、」
ゼオ「でもマスターが終わりっていったからもう終わり!それにそっちもあの悪人顔マスターに言われてやったんでしょ?だーかーらーこれでチャラ!!」
パチンッ!!
ゼオ「かぁー!やっぱ頭叩きごたえあるわぁ!!」
ラード「ぐぅぅぅ!やっぱブッ飛ばす!!」
マスター「はっはっは!!賑やかだなぁ!!」
ハンド「本当ですね、ってそういえばゼオお前俺の財布は?」
ゼオ「あっ」
ハンド「??」
ゼオ「これですよね?お家帰ってから開けてね?」
ハンド「ん?おいお前なんで何も入ってないんだ?」
ゼオ「いやーはっはっは、、、ごめーーーん!!!」
ハンド「待てやこらぁぁぁぁぁ!!!」
ラード「おい逃げんな!」
ゼオ「堪忍してーーやーーー!!!」
レイカ「こんな騒がしいの久しぶりですね?」
マスター「そうだなぁ、あいつは失敗なんかじゃなかった。よんで正解だったな」
レイカ「失敗?」
マスター「いや、なんでもない!さぁ行こうか!」
ソイ「はい」
レイカ「イェーイ!!あっでもギルド留守にして大丈夫ですかね?」
マスター「あぁ大丈夫大丈夫、酒場にいますって看板置いとくから」
ソイ(なんて自由なギルドなんだろう、見習ったほうが良いのかな)
俺たちは酒場で盛大に呑み交わした
酒場に着く頃には俺はボコボコだったが呑んで何事もなかった事にした
ラクシィー元ギルド長は『監獄島』と呼ばれている脱出不可能な島へ連れてかれる事が決まったらしい
闇商人だけじゃなく他にも裏で悪い事をしたみたいだ
ラクシィーのギルド長はソイが務める事になった
ラードは「俺よりソイの方が向いてるし人がついてくる」と言っていた
まぁハゲだからな
クロノファミリーとラクシィーは協力しあって行こうとゆう話になり
お互い困ったら助け合っていく方針だ
最弱ギルドと呼ばれてる俺たちからしたらありがたい事だよ
面倒くさい事は全部押し付けてやろうと企んでたら
マスターに何故かバレて小突かれた
ーー次の日ーー
ゼオ「おはよぉー、うぇっ二日酔いだぁ〜」
ハンド「遅いぞゼオ」
レイカ「おっは〜、顔色悪すぎない?水いる?」
ゼオ「水くれぇ〜」
マスター「はよー!お前たちクエストに行ってこい!」
ハンド「ちょっと急すぎません?」
レイカ「お前たちってこの3人?」
ゼオ「おぇぇぇぇぇ」
ハンド「うわ汚っ!お前トイレ行ってやってこい!」
マスター「ちょっと呑ませすぎたかな?よしあのバカが少し落ち着いてから話そう!」
クエスト?なんの依頼がきたんだろ、
そんな事より気持ち悪っオロロロロロロ
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