第4話弱くても立ち続けたやつが勝ち!最弱最強マスター!

クロノファミリー

ゼオ(27) ハンド(27) レイカ(26) マスター(?)


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ハゲゴリラと向かい合い冷や汗駄々流れの俺

武器の事すっかり忘れてたー!

俺の今の装備なんて右手にぶら下がってるソリしかねーよどーすんだよこれ詰んでるだろ



ラード「おい、早く武器を構えろよ!」


ゼオ「うるせーよ!今考えてるんだから黙ってろ!バーカ!!」


ラード(なんで怒られてるんだ俺は?)



クソ周りになんもねーぞ!あそこに突っ立ってるギルドの奴武器貸してくんなーかな?ちょと聞いてみよ



ゼオ「そこの君!ちょっと武器忘れてきたから貸してくわない?」


一員「貸すわけねーだろ」


ゼオ「どうしても?少しならお金あるよ?」


一員「絶対に貸さない」


ゼオ「んだよケチ!そんなんだからモテないんだぞ!」


一員「モテるかは関係ないだろうよ!」


ラード「お前武器も持たずに来たのかここに?」


ゼオ「じ、冗談だよあるよちょっと待ってね?」



やぱダメか、どーすっかなぁ、、、

仕方ないあれでいくか



ラード「、、、なんだそれは?」


ゼオ「見てわかんないのか?完全究極装備だよ馬鹿野郎」


ラード「馬鹿野郎はお前だぞ」



左手に靴!右手にソリ!数多の修羅場を潜り抜けてきたこの装備!この状態の俺に勝る物なし!シランケド!



ラード「とことんふざけたやつだ、もういいいくぞ」


ゼオ「あらこいよハゲゴリラ!」


ラード「俺はハゲじゃねー!!坊主だ!!」



突っ込んできたラードと真正面からの激しい攻防戦!

にはならず開始2秒で他に伏せました



ラード(、、、え終わった?)


ゼオ「、、、」


ラード「おい生きてるか?」


ゼオ「んだらっしゃぁぁぁ!!」



俺は気合いと根性と時々やる気で立ち上がってみせた



ラード「おぉ、立ち上がった」


ゼオ「ほらまだまだいけるぜ!次はこっちから行くぞ!」


ラード「!!」



俺は左手に持ってた靴をラードに投げた

だが肩がザコ過ぎて届かなかった



ラード「てめー!舐めんなよ!」



俺はもう一方的に殴られ蹴られ投げられた

金砕棒を使ってこなかったのが助かりだわ



ラード「はぁはぁはぁ」


ゼオ「ぐおぉぉ、、、まだまだ〜」



フラフラになりながらも立ち続けた

今の俺マジでかっけーとおもう、教科書にのれるぐらいはいってるとおもう



ラード「とっととくたばれ!」


ゼオ「っぱはぁ!、、、でも倒れなーーーい!!」


ラード「くそ!狂ってんのかこいつ!」



正直言ってめちゃくちゃキツイしツライしイタイ

もう倒れたままでいたーいよーう



?「おい、もうやめとけ」


ラード「はぁ、はぁ、」



誰か出てきたみたいだな?誰かわからんけど

視界がかなりボヤけてるなぁ



ラード「おかしいのかこいつ!?なんで倒れない!」



俺はもう血だらけでろくに前も見れてない

一歩でも動いたら崩れたくなこれ



ゼオ「ぺッ、、、終わったのか?俺はまだ負けてないぞ?」


?「それ以上やったら死ぬかもしれないぞ」


ゼオ「死なないし絶対倒れないぞ、お前らが俺の町とギルドにもう何もしないと言うまでは、、、」


ラード「そんなこと出来るかよ」


?「まぁ待て、おいマスター呼んでこい」


一員「はい!!」


?「お前はなぜそこまで立ち続ける?」


ゼオ「ふへへ、ないしょ〜」


ラード「やっぱり舐めてるな、おら死なねー程度に寝てろよ!」


?「おい!」



奴が殴りかかってきた

こりゃもうダメかなと思い目を閉じた

だがなかなか殴られない、時間止まった?俺の能力時間停止?最強じゃん!


なんて事を思い目を開けてみると目の前にウチのマスターが立っていた



マスター「クロノファミリーギルド長のシャルだ、私の家族が世話をかけたな」



ラードの攻撃をマスターが止めてくれた

もう好き



ゼオ「マスターーーーー!!!」


マスター「おま、泣き顔ブサイクだな」


ゼオ「うぅ、、つらたんたん焼きそば」


ラード「ギルド長様が何用だ?」


マスター「こいつを迎えに来たのとそっちのギルド長と話があってきた」


ゼオ「まぁぁぁしゅたぁぁぁぁぁ」


マスター「うるさっ」



ラクシィーの建物から性格悪そうなおっさんが出てきた



マスター「ラクシィーギルド調子のランマだな」


ランマ「おぉこれはこれはクロノファミリーのシャルさんじゃないですか、どうされたかな?」


マスター「いやいや、なにやらこんな話を聞きましてね?」


ランマ「?」


マスター「こいつを知ってますね?」


ランマ「!?」


ラード「おやじ、誰だこいつ?」


?「こいつ闇商人じゃないのか?」


ランマ「、、、存じ上げませんね?そもそも闇商人だとしてそれが私となんの関係が?」


マスター「こいつと取引しましたね?」


ランマ「やってませんし証拠もないじゃないですか?」


マスター「おい、あんまとぼけたこと言ってるんじゃないぞ」


ランマ「、、、」


マスター「私の家族をこんなにして違法取引までして自らのギルドを汚す、お前がどうなろうがいいがその下についてる奴らはどうする?」


ラード「おいおやじ!どうなってる!?」


ランマ「、、、おいラード、ソイこいつらをやれ」



ハゲゴリラの横にいる奴ってソイっていうんだ

なんか強そうだなぁ、イケメンだなぁ、ムカついてきた

それよりもマスターすげー怒ってるマスターも強いのかな?



ソイ「おやっさん、それは」


ランマ「俺はギルド長だぞ?つべこべ言わずにいけ!」


ラード「、、、」


マスター「とことんクズだなお前」


ランマ「もういい俺がやってやる!」


マスター「お前が私をやれると思うのか?」



マスターからとんでもない殺気がでる

その殺気で押し潰されそうだ

せめて俺には当てないでほしかったよぉゲキツラぁ



マスター「そんなんでよくギルド長なんて言えるな?仲間の事も考えずに!お前にギルドを背負う資格はない!!私の前に!こいつらの前に2度と現れるな!!」



マスターの圧がさらに増す

もうその場にいる奴らは息をするのでやっとだ

因みに俺も同じく

この殺気広範囲型なんだろうね、離れたらとか言って欲しかったっすよマスター、後で文句言お



?「ラクシィーのランマだな?お前を捉えにきた」


マスター「遅かったじゃないか」


?「こっちも忙しいんだよ」



10人ぐらいの白い服を着た人達がやってきた

その中にさっき写真で見た闇商人の人が掴まれてる



?「おいこいつで間違いないな?」


闇商人「はい、確かに取引しました」


ランマ「おまえ!!


?「よし、こいつを捕えろ」


白い服きた人達「はい!」


ランマ「捕まってたまるか!」


?「逃さねーよゲス野郎」



周りから魔法陣のような物が出てそこから鎖が飛び出す

ランマをそれで捕らえた



ランマ「おぉぉぉぉぉ!!」


?「さぁ、本部でみっちり尋問だ」


ゼオ「マスターこの人たちは?」


マスター「あぁギルド総本部から来た『ホワイトフェザー』と呼ばれてる悪い奴らを捕まるのが仕事の奴らだ」



あー、警察みたいな感じか



マスター「後は頼んだよララ」


ララ「こいつらの噂は耳に入ってたからな、捕まえるきっかけを作ってくれて助かった!それじゃーなぁー」


マスター「あぁ」



そう言うと闇商人とランマを連れてどこかに行ってしまった



マスター「さて、ギルド長がいなくなったがどうするんだ?」


ソイ「、、、俺たちもこのギルドが好きなんだ、みんなで話し合ってギルド長を決める」


マスター「そうか」


ソイ「迷惑をおかけしてすみませんでした、後日改めて謝りに行きます」


マスター「いいよ、お前たちは何も知らずにやらされていたんだろ?私達を狙ったのだってあいつから何か言われてのことだろ?」


ソイ「本当に申し訳ありませんでした」


マスター「もうこれでおしまい!そして隣町のギルド同士なんだからこれからは仲良くやってこうじゃないか!」


ソイ「はい」


ラード「おやじ、、、」


マスター「よし!ゼオ帰るぞってゼオ!!」



俺はもうランマが連れてかれてから意識がぶっ飛んだ

マスターの圧にあてられたせいもあるからなちくしょう

絶対に文句言って美味しい肉食べさせてもらってやる



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