【見直し改訂版】ドキドキバスルーム〜濡れていたいの・母子恋愛

佐伯達男

ドキドキバスルーム〜濡れていたいの

(バシャバシャバシャバシャ…)


時は、8月最初の日曜日の夜だった。


場所は、家のバスルームにて…


バスルームにアタシ・咲百合さゆり(32歳)の息子・あきら(16歳・高2)がひとりでいた。


(ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…)


アタシ・咲百合さゆりは、バスルームの脱衣場にいた。


アタシは、バスルームにいるあきらをオカズにドキドキしていた。


(ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…)


ああ…


おさえきれない…


乳房むねの奥に封印されている女の願望が…


目覚めちゃう…


ああああ…


(ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…)


この時、アタシの気持ちがバーストしそうになった。


ああ…


もうダメ…


(ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…)


アタシは、赤色のスカートの中に手を入れたあとシルクのフレアパンティを脱いだ。


その後、白のブラウスのボタンを一つずつ外した。


だめ…


咲百合さゆり


バーストしちゃう…


(ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…)


ああ…


(ビリビリビリビリビリビリ…)


気持ちがバーストしたアタシは、着ていたブラウスを思い切り破いた。


シルクのキャミソールと赤色のスカートの姿になったアタシは、意を決してバスルームへ飛び込んだ。


この時、あきらは立った状態で冷水シャワーを浴びていた。


気持ちがバーストしたアタシは、あきらの背中にがばっと抱きついた。


「あきらぁ~」

「あわわわわ、かあさん!!」

咲百合さゆりも一緒にお風呂に入りたいの…ねえいいでしょ~」

「ダメだよ!!」

「ヤダ!!ガマンできないもん〜」

「やめてくれよ!!オレ、カノジョがまだいないのだよ!!」

「えっ?あきらカノジョいないの?」

「かあさんやめろよ!!ほんとうにカノジョができなくなるよ!!」

「あきらのカノジョは、ここにいるわよ〜」

「やめろ!!」

「あきらスキ…だーいすき♪」

「ああああああああああああああ…」

「んーー…かわいい~」


あきらの背中に抱きついているアタシは、あきらの身体をはげしくむさぼった。


次の日の昼過ぎであった。


この日、あきらは高校のサマースクールに行った。


アタシは、ひとりで家の中にいた。


ダンナの海外出張がまだ続いているので、帰宅するめどが立たなくなった。


ダンナとのラインのやり取りが止まった…


ダンナはどこでなにをしているのよ…


さびしい…


ダンナに会えないさびしさをつのらせたアタシは、あきらに対する想いをよりいっそう高めた。


アタシは、16歳の時にあきらを出産した。


そして、一生懸命になってあきらを育てた。


あきらをひとりの男として意識するようになったのは、あきらが高1の夏休み頃だった。


たしか、ダンナの実家の家族と一緒に奥道後へ行った時だったわ…


真夜中のホテルの露天風呂で、あきらがひとりで入っていたのをアタシは見た…


あきらのマッチョな肉体を見たアタシは…


思わずびっくりしちゃったわ…


その後、アタシはふとんの中に潜りこんだ。


ふとんの中でいっぱい妄想したアタシは…


大量の失禁でパンティをびちょびちょに濡らしたわ…


ああ…


どうしよう…


あきらのマッチョな肉体を思い出すだけでも…


失禁しちゃう…


………………


そんな時であった。


アタシのスマホにラインのアプリのメッセージの着信が届いた。


アタシは、アプリをひらいたあとメッセージを読んだ。


このあと、アタシはライン友だちに送るメッセージを打った。


あのね…


アタシ…


好きなカレができたの…


新しいカレシは…


実の息子なの…


ダンナは、アタシのことを女としてみてくれない(くすん)…


その後、アタシは送信ボタンを押した。


それから2分後であった。


ライン友だちから返信が届いた。


返って来たメッセージは…


え~…


咲百合さゆりさん…


息子さんが好きになったのぉ~


アタシは、すぐさまにライン友だちに返信した。


だってぇ~


好きなんだもん(くすん)


あきらが…


好きなんだもん(くすん)


16歳の時にあきらを産んで、がんばって育てたんもん…


………


だけど…


アタシ好みのマッチョさんに育ったので…


カレシとして意識するようになったのよ…


好きなの…


だれがなんと言おうと…


あきらが好きなの(クスン)…


そしてアタシは、再びライン友だちに返信した。


それからまた2分後であった。


ライン友だちから返信が来た。


アハハハハハハハハハハハハハハハハハハ…


息子さんは息子さんよ…


どんなに恋しても、息子さんはカレシになれないわよ…


息子さんは好きなカノジョはいるのかなぁ…


ダンナさんはどうするのかなぁ~


アタシは、返信を打って再びライン友だちに送信した。


それでもアタシはあきらが好き!!


あきらは…


包容力があるから大好きなの!!


それからまた2分後に、ライン友だちから返信が来た。


え~…


それじゃあダンナさんがかわいそうよ…


アタシは、返信を打ったあと再びライン友だちに送信した。


あきらは包容力があるから好きなの…


アタシは…


ダンナをすてて、あきらとサイコンするもん!!


それからまた2分後であった。


ライン友だちから返信が届いた。


アハハハハハハハハハハハハハハハハハ…


あ~おかしい…


咲百合さゆりさんは、ミセス小説の読み過ぎで考えすぎよ…


暑さで頭がおかしくなっているのかな~


アタシは、ライン友達からたくさん笑われた。


だけど、アタシはあきらが大好きな気持ちに変わりはない。


そしてまた夜が来た。


アタシはまた、バスルームに入ったあとあきらの身体をむさぼろうとした。


この時、あきらから『かあさん!!いいかげんにしろよ!!』と怒鳴られた。


アタシは、ひどく傷ついた。


ひどく傷ついたアタシは、家から出たあと市民の森の公園へ行った。


時は、深夜11時15分頃であった。


場所は、小高い丘の上にあるベンチにて…


インクブルーのカーディガンと黒で白ドットのロングスカート姿のアタシは、ベンチに座っていた。


アタシは、スマホのケータイ小説サイトを開いたあと読みかけのミセス小説の母子恋愛が題材のドラマを読んでいた。


この作品は、今日完結したので、アタシは最後のページまで一気に読んだ。


最後の1ページにたどり着いた時であった。


最後のページにヒロインとヒロインの実の息子がベッドの上でより激しく求めあってるシーンがえがかれていた。


アタシは、実の母子が地獄へちて行くまでの過程をドキドキしながら1文字ずつ読んだ。


(ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…)


ああ…


ダメ…


地獄へちちゃうよぉ…


(ヒロイン)と息子が地獄へちたら…


愛し合えなくなる…


ああ…


でも…


実の息子を愛した以上…


どうすることもできない…


ああああ…


あっ…


ヒロインと息子は…


超えてはいけない一線を…


超えちゃった…


ヒロインと息子は…


アリジゴクに引きずられた…


【墜落】…


………ってことは…


ここで終わり…


アタシは、最終ページにしおりをはさんだあとアプリを閉じた。


その後、スマホをカーディガンの左胸のポケットにしまった。


その後、ポケットのボタンをしめた。


それからまた20分後であった。


アタシは、スズムシが鳴いている森の端の遊歩道をゆっくりとした足取りで歩いた。


アタシは、スズムシの音色を聞きながら考え事をした。


きょう完結のミセス小説の恋愛ドラマは…


とても悲しい物語だったわ…


でも、最後にヒロインは…


ずっと思い焦がれていた実の息子と結ばれた…


最後の1ページのベッドシーンは…


ものすごく過激だった…


でもヒロインは…


なんの悔いもなく…


実の息子と…


結ばれたのね…


ああああ…


アタシも…


あきらと結ばれたいわ…


ベッドの上であきらに抱かれたい…


びちょびちょに濡れるまで…


よがり狂っていたい…


アタシがそんなことを思っていた時だった。


「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!助けて!!あなた助けて!!」


アタシがいる場所から300メートル手前の場所で、女性が強烈な叫び声が響いた。


怖くなったアタシは、端にある森の木陰に隠れたあと身をかがめて座り込んだ。


こわい…


その時であった。


ストッキングを頭にかぶっていた変質者おとこが付近の遊歩道から近くにある大池にかかっている橋を渡って走り去って行く様子を目撃した。


その後、アタシはもと来た道を引き返そうとした。


そこで、アタシは恐ろしい光景を目の当たりにした。


湿地にかかっている遊歩道で、女性がボロボロになった状態で亡くなっていたのをみたアタシは、思わず叫び声をあげた。


「ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」


怖くなったアタシは、湿地から丘の上に通じる階段を上がって浄水場のテラス広場へ向かった。


こわい…


こわい…


助けて…


やっとの想いで、浄水場のテラス広場にたどり着いた。


その場に座り込んだアタシは、くすんくすんと泣いた。


(トントン…)


えっ…


アタシはこの時、変質者おとこにつかまったと思いこんだので、想わず叫んだ。


「ギャァァァァァァァァァァァァ!!助けて!!あきら!!あきら!!」

「かあさん…あきらだよ…」

「えっ?」


アタシがふり返った時だった。


あきらが目の前にいた。


怖くなったアタシは、あきらの胸にガバッと抱きついた。


「あきらー!!あきら…こわかった…咲百合さゆり…こわかったー!!」

「かあさん…」

「くすんくすんくすんくすんくすんくすん…あきら…くすんくすんくすんくすん…あきら抱いて…咲百合さゆりを抱いて…くすんくすんくすんくすん…」


アタシをきつく抱きしめているあきらは、長い髪の毛をくしゃくしゃに乱しながらアタシを呼んだ。


咲百合さゆり。」

「あきら。」

咲百合さゆり。」

「あきら。」

咲百合さゆり。」

「あきら…好き…だーーーーーいすき!!」

咲百合さゆり…愛してる…愛してる…オレ…咲百合さゆりがギャルの時からずっと愛していた…オレは今でも…愛してるよ…愛してるよ。」

「アタシも…あきらを…愛してる…愛してる…好きよ…好きよ…くすんくすんくすんくすんくすんくすん…」


アタシは、あきらにアタシの想いをすべて伝えたあと声をあげてワーッと泣いた。


ところ変わって、家のバスルームにて…


温水シャワーを浴びているあきらとアタシは、抱き合った状態ではげしいキスをかわしていた。


あきらは生まれたままの姿…


アタシは白のブラウスとスカート姿…


…でシャワーを浴びた。


びちょびちょに濡れた白のブラウスからJカップのふくよか過ぎる乳房を包んでいるワコールの新作のブラジャーが透けて見えた。


ああ…


あきら…


あきら…


好きよ…


好きよ…


その後、あきらはアタシをマットの上に四つんばいにさせた。


この時、あきらの表情はけものと化した。


「ハアハアハアハア…ガオー!!…ガオー!!ガオー!!」

「ああああ!!」


あきらは、アタシの背中にのったあと両手でJカップのふくよか過ぎる乳房をつかんだ。


そして、ギューッと激しく握りしめた。


(ギュウウウウウ…)


「ガオー!!ガオー!!」

「ああ…苦しい…苦しい…」

「ガオー!!ガオー!!」

「ああ…つぶれちゃう…イヤ!!」

咲百合さゆり〜…咲百合さゆり!!」

「イヤァァァァァァァァァァァァァァァ!!」


(ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ!!)


あきらは、びちょびちょに濡れたブラウスを強引に破った。


(ブチッ!!)


つづいて、下に着けていたインクブルーのブラジャーを強引にちぎった。


「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

「ガオー!!ガオー!!ガオー!!ガオー!!」

「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」


つづいて、あきらはアタシが着ていたスカートとインクブルーのショーツを強引に脱がした。


「ガオー!!」

「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」


けものと化したあきらは、アタシの身体を激しく押さえつけたあとアタシの身体をバリバリと食べ尽くした。


激しい叫び声をあげているアタシは、けものと化したあきらにすべてを食べられた。


【おしまい】





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