第46話 僕は同級生の娘と遊んだ。

 僕が36歳になる年。お見合いで両親からも愛想をつかされてから1年が経つ。花子とのお見合いでまさかの「お断り」をされてから一層緊張感をもって婚活パーティーに参加するようにしたが、その話は後にしよう。


 初夏に信也がまた面白い情報を教えてくれた。「兄さんを高校時代にイジメていたメンバーの枯林尚美って覚えてるよね。そいつの娘が風俗嬢になったよ。また「シティエデン」のリンクを送るね」というのだ。今まで苦道さん、酷本さん、泡知さん、汚蔵くん、墓野くん、弾地さんに復讐してきたが、枯林さんだけ残っていた。高校卒業後、枯林さんはすぐに授かり婚をして僕と一切接点が無かったし、僕がイジメられていた時に時々は助けてくれた事もあるから、強い憎しみがあるわけではない。でも、僕を膝蹴りしたり足を僕の顔に押し付けたり、イジメメンバーの一人なのは間違いない。弾地さんと同じで消すまではしないまでも機会があれば何かしら復讐をしたいと思っていた。

 信也のメールを見ると枯林さんは結婚して姓が久留米になり、枯林さんの娘、久留米若葉(クルメ ワカバ)はAoiと名乗りデリバリーヘルス「通学エモ女」で働いているらしい。プロフィールを見るとAoiちゃんは18歳で154cm、B84W59H93のようだ。顔は全部モザイクがかかっていて母親に似ているのか分からないが、制服姿の背格好は似ているように感じた。また、「bug」と「finder」を使った調査によるとAoiちゃんは、県立国栖高と同レベルのアホ私立高校を3月に卒業。しかも高校時代の僕と同じで、運動ができるとか特技があるわけではないただのアホで、ファーストフード店でバイトし、そのお給料でパチスロに行ったり、友達とカラオケに行って遊んでいる。しかし、普通のバイトだけではパチスロで長く遊べないからと風俗でもバイトをするようになったようだ。バイト先に風俗を選ぶ時点で“お察し”だが、Aoiちゃんが通っていた高校も性に奔放で、Aoiちゃんも愛嬌があるルックスを活かして男を抜いて、抜いて、抜きまくった猛者の一人だったようだ。さっそく「通学エモ女」に電話してAoiちゃんを予約したが、Akariちゃんで遊んだ「エモい女学園」の系列店だったので話が早かった。


 土曜日の11時に一番手で予約が取れたので、少し早めに指定されたラブホテルにチェックインしてデリに備えた。予約確認の電話の時に部屋番号も伝えたので、Aoiちゃんも迷わず部屋に着いた。扉を開けて招き入れるとAoiちゃんの顔は高校時代の枯林さんによく似ていて、背が母親よりも少し低くいように感じた。Aoiちゃんがコース時間とオプションの確認をしてくれる。今回は初利用だし、もしも枯林さんに似ていなかったら面白くないと心配だったので30分と短めの時間で「コスプレ」だけオプションを付けてブレザー制服を指定している。もちろん僕が卒業した国栖高の制服と色もデザインも異なるが、シャワー後に着てもらうとAoiちゃんによく似合っていて、ますます記憶にある枯林さんに近づいた。

 シャワー後、僕は全裸、Aoiちゃんは制服姿でダブルベッドに上がりプレイ開始。

「Aoiちゃん、まずは僕の裸を舐めまわして」と言うと、素直に「はーい」と答えてベッドに仰向けの僕に覆いかぶさってきた。お手並み拝見である。「イクヤさん、乳毛が伸びてますよ」と笑いながら乳首を舐めたり吸い付いついたりした後、「毛深いんですね」と言いながら胸や首筋を舐めたり撫でてくれた。「胸や首だけじゃなくて、キスも頼むよ」と僕がリクエストすると、「イクヤさん歯がデコボコや~」と戸惑いながらもディープキスまでしてくれた。高校時代に枯林さんが僕に対してした酷い仕打ちとは真逆の事を娘であるAoiちゃんが制服姿でしてくれている。

 「Aoiちゃん、気持ち良いよ。」

 「イクヤさん、まだチンポには触っていないのに我慢汁出てますよ。」

 「ぐふふ。今度は僕がAoiちゃんを濡らしちゃおうかな。」

 「きゃ~。」とAoiちゃんはふざけて怖がるフリをした。僕はAoiちゃんをベッドに押し倒して制服の上から乱暴に乳を揉みながらブレザーを剥ぎ、シャツを剥ぎ、ブラジャーを剥ぎ、Dカップの乳を両横から鷲掴みしながら乳首にしゃぶりついた。

 「んふ~。柔らかくて温かい。」

 「私のブラを取った男はみんな喜んでくれて、結構評判が良いんですよ。」

 「Aoiちゃんの乳首も勃起してるで。」黒に近い焦げ茶色の乳首がコリコリになっている。

 「もっと舐めてくださいよ。」と挑発してくるので、ご自慢の乳を鷲掴みしながら下から乳首を舌で押し上げるようにレロレロ舐めてあげた。

 「次はスカートの中に入るから立ち上がって。」

 「はい。」Aoiちゃんは上半身裸のままベッドの上に立った。僕は正面からスカートをめくり中に上半身を入れる。目の前には白のパンティとムチっとした太腿が至近距離で見える。枯林さんの太腿よりも細くて柔らかいが、あちらはサッカー部だったのだから当たり前かもしれない。手を下から後ろに回して柔らかいお尻を揉みながら股間に顔を埋めると、ほんのり酸っぱい匂いがした。その後、ゆっくりパンティをずり下げ、指で股間を撫でてやりながら今度はダイレクトに陰毛へ顔をダイブさせた。少し硬い縮れ毛の感触が面白い。

 「もー、やだ~。」

 「女の子の匂いがして興奮するわー。Aoiちゃんも濡れてきたやろ。」

 「ははは。でも、そろそろ抜かないと、あまり時間が無いから延長になっちゃいますよ。」

 「そうなん。じゃあ今度は僕が立つから、フェラで抜いてもらおうかな。」

 「はーい。」今度は全裸で直立する僕の前にAoiちゃんが跪き、眉間にシワを寄せながらチンチンを咥えてくれた。唾液を口に溜めて音だけはジョボジュボさせていたが、正直下手くそだった。でも、枯林さんによく似た娘だ。できるだけ上を見上げながら舐めるように命令し、枯林さんの事を思い出しながら興奮を高め、最後は乳や肩にぶっかけてやった。


 プレイ後、体を洗ってもらいながらAoiちゃんに聞いてみる。

 「Aoiちゃんって親と仲が良いの?」

 「うーん、どうだろう?普通?でも父親の影響でパチスロにはまったし、仲が良い方なんかな。」

 「オカンは?Aoiちゃんが風俗でバイトしてる事を知ってるん?」

 「そんなん言うわけないやん。家はいい感じで放任主義やから、ウチがどこでどんなバイトしてるか言ってないし、オカンも聞いてこうへんで。」

 「へー、エエなあ。」

 「オカンも学生時代にそうやったらしくて、楽で良かったんちゃう。」

 枯林さんへの復讐のつもりでAoiちゃんと遊んだが、枯林さんは自分の娘が風俗でバイトしている事を知らないようだ。この事実を知ったらたぶん驚くだろうし、さらにその客の一人が自分がイジメていた「単三」だと知ったらもっと驚くだろう。僕は僕で枯林さんの思い出補正をしながらAoiちゃんの体をまさぐり、チンポを咥えさせてすごく興奮した。家に帰ってから高校の卒業アルバムを引っ張り出して、枯林さんの写真をオカズにもう一回くらい抜けそうだ。

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