第26話 僕は大人の男になった。

 「私も童貞さんとするのは初めてだから、粗相が有ったらゴメンね。」

 「お節介な女友達が練習させてくれるくらいに考えて、リラックスしてね。」

 「大丈夫。ちゃんと起ってるから、きっと卒業できるよ。」

 ベッドに移り、Mioちゃんは“気をつけ”の姿勢で仰向きに寝ている僕に優しく声をかけながら僕の上半身のあらゆる所にキスしたり、手や指で撫でてくれた。ホテヘル「オーセンティック」にいる普通女子よりも明らかに可愛いMioちゃんが僕を気持ち良くしようと頑張ってくれているが嬉しいし、セックスよりも先にディープキスを初体験できたのも嬉しかった。Mioちゃんが全然フェラしてくれないと思っていたら、キスをたくさんしてディープもするつもりだったからだ。唇を何度も軽く重ねてくると思ったら、Mioちゃんは僕の頭を抱き寄せて唇と唇を強く密着させ、少し顔を斜めにしてから僕の口に舌を勢いよく入れてきた。舌を絡められたり吸われたり、上唇下唇をそれぞれ舐めたり咥えられたりもした。Mioちゃんがディープキスをしてくれている間、動くたびにMioちゃんのハァハァと情熱的な呼吸が聞こえ、生温かい吐息を嗅ぎ、元気よく動き回る舌の弾力と唾液のヌメリを感じた。ホテヘルの女の中には僕にソフトキスすら躊躇する子がいるのに、さすがはソープランド。プロ中のプロ、技術的にも精神的にもよく訓練されている。

 「こんなキスをしたの初めてで、すごく気持ち良かった。」

 「そうだったんですね。普通の恋人チューですよ。イクヤさんは乱杭歯だし、ちょっと苦い味がしましたけどね。」とMioちゃんは少し微妙な顔で笑い、

 「ところで…、馬鹿にするわけじゃないんですけど、コンドームの着け方をちゃんと知っていますか?」と聞かれた。

 「実を言うとネットで見ただけで着けたことが無いです。」

 「正直に言ってくれてありがとう。私がしっかり実演してあげるから身体を起こして見ていてくださいね。」Mioちゃんは部屋の小物入れからコンドームを2つ取り出し、1つを説明しながら僕のチンチンに被せてくれた後すぐに外し、もう1つを僕に渡して「やってみて」と練習させてくれた。


 「えっと、入れる所が分からないよね。」Mioちゃんは僕と向かい合って座り、股を広げてアソコを見せてくれた。割れ目周りの陰毛は剃られており、ふっくらと盛り上がった割れ目から5ミリくらいはみ出し捲れている焦げ茶色のビラビラが見えた。

 「この割れ目を少し広げると下の方に小さな穴があるの分かります?…指を入れてみるとこんな感じです。」とMioちゃんは自分の右手中指をゆっくりアソコに入れて見せてくれた。

 「は、はい。」実際に指が穴に入るのを見て少し感動した。

 「ここにイクヤさんの元気なチンチンを入れてもらいます。できそうですか?」

 「はい。でも、その前にアソコを触ったり舐めたりしても良いですか?」

 「う~ん、もうゴムも着けてスタンバイできているから先にセックスしません?2回目に舐め合いっこしましょうよ。」Mioちゃんにニコっと笑われて、僕は何度も頷いて同意した。僕は股を開いて座っているMioちゃんの足の間に座り、右手の人差し指と親指で亀頭の位置を調整しがらアソコに刺し込もうとした。

 「いきます。」これで僕は大人の男になるのだ。

 「ははは、力まないでリラックス、リラックス。」Mioちゃんは後ろに手をついて入れ易いように座ってくれているおかげで1回で入れることができた。

 「ちゃんと入って来たのが分かったよ。…イクヤさんが腰を動かしやすように私は寝転ぶから、自由に動いてみて。DVDや動画で見た事あるでしょ。」

 「はい。痛かったら言ってください。」

 「ははは、頑張って。」Mioちゃんのくびれ辺りを両手で掴み、腰を前後に動かしてみるが思ったよりも難しい。動画だとあんなに簡単そうに滑らかに動いているのに腰だけじゃなくて自分の膝の位置を動かしたり、足も連動して少し閉じたり開いたりしないと動けない。初めての男が女性が痛がるほど激しく腰が動かせないのを知っていてMioちゃんは笑ったのだろう。それにしても、最も思っていたのと違う点は中の感触だ。体温で温かく柔らかいのだが、自分の右手と比べて圧迫というか締め付けが弱い。Mioちゃんが緩いのか女のアソコが一般的に緩いのか分からないが刺激が小さく、期待していたほど気持ち良くない。試行錯誤しながら腰を動かしている間Mioちゃんは無言で目を閉じて寝転んでいた。


 「どお?中々難しいでしょ。…あ、抜けちゃった。」Mioちゃんは後ろに手をついて上半身を起こす時、スポッと僕の短いチンチンが抜けてしまった。

 「はい。生意気言ってすいませんでした。」素直に認めた。

 「いいのよ、初めてだもん。最初からガンガン動かれたら「嘘つき」って思っただけだから。むしろ本当に童貞さんで私は良かったよ。…どうする?もう少し練習したい?それとも1回イク?」

 「イキたいです。」セックスで射精できるか不安だが、このままでは終われない。

 「そうだよね。元気なうちにセックスでイキたいよね。…じゃあ、最初みたいに仰向けに寝転んで。」とMioちゃんに言われその通り寝転ぶと、今着けているコンドームを外してもう一度新しいのと着け替えた後、僕の腰のあたりにペタンコ座りするように乗り、右手でチンチンを摘まんで固定してゆっくり騎乗位で受け入れてくれた。

 「リラックスして、気持ち良くなってね。」

 「はい。」Mioちゃんが笑顔だったので、僕も安心して笑顔で答えるとMioちゃんは小刻みに腰をクイクイ前後に動かしてくれた。寝転びながらMioちゃんを改めて見ると可愛い子だ。童顔で肩よりも少し長い黒髪を後ろで纏め、細身の体に控えめサイズ胸が上下に揺れている。しかもまだハタチになったばかりの大学生だ。こんなに可愛い子とセックスできただけでも嬉しいが、初めての僕に優しく手ほどきしてくれている。本当に女神のような女子だ。入れただけではあまり気持ち良さを感じなかったが、Mioちゃんが騎乗位でリズミカルに動いて刺激してくれているのでチンチンが気持ち良くなってきた。

 「イキそう…。」と僕がつぶやくと「オッケー」とMioちゃんは僕の胸の上に手をついて体勢を立て直し、改めて腰をやや激しく動かし始めた。Mioちゃんは少し呼吸が乱れて「思いっきり出して良いよ」と切ない顔をしながら言ってくれて、僕はMioちゃんに導かれるように射精した。


 僕のチンチンが脈打ち出し終わってもMioちゃんは僕のチンチンが入ったまま上から覆いかぶさるように体を重ねて抱き合ってくれた。抱きついたMioちゃんの背中は少し汗ばんでいて、胸と胸が密着していることでオッパイの柔らかさを感じ、耳元ではハァハァとMioちゃんが呼吸を整えるのが聞こえた。しばらくの間二人で余韻を楽しんでいたが、僕のチンチンが縮んでいきMioちゃんから抜けてしまうと、Mioちゃんは体を起こして向かい合って座り

 「おめでとう。…卒業できて良かったですね。」と笑顔で僕の頭を撫でながら祝福してくれた。

 「はい。Mioちゃんが初めての人で良かったです。」照れくさいが率直に嬉しかった。

 「ははは、お世辞でも嬉しいよ。」と言いながらMioちゃんは精液が溜まったコンドームを僕のチンチンからゆっくり外してくれた。


 この後シャワーで体を清め再度チャレンジしようとしたが、時間中に僕のチンチンが挿入に耐えるほど復活することができず、タイムオーバーになってしまった。それでもMioちゃんは約束通りクンニを教えてくれたり、69で舐め合いっこもさせてくれた。

 こうして童貞を卒業した僕は「フランキンセンス」に度々通い、セックスをした。言い訳に聞こえるかもしれないが、これはあくまで練習だ。処女を僕に捧げてくれる将来の彼女やお嫁さんを優しく上手に導くための練習なのだ。ソープはオナクラに比べて金額も時間も2~3倍になるので、遊びで射精するだけなら「Gmen1919」の方がコスパもタイパも良い。これは僕がセックスに慣れるための自己投資をしている理解して欲しい。

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