第1章最終話(第10話)ラスボスの力とレベルUP

 【どういうこと?】


 「つまり、お主の『幻灯のカケラ』は死の力で染まりかけておる。何をすればそうなるのじゃ?」


 【亡者化をしようとしたからかな?失敗したけど】


 「それじゃな。本来亡者化は人と亡者のハーフつまり子を身に宿しながら死んだ母体から産まれた者が自分の亡者の力を活性化させることでなれる」


 まあそれはゲームでも説明されてたことだ。


 「元々亡者化は使いすぎると最終的には自我を失った完全なる亡者になる。しかしお主はハーフじゃが亡者としての血が濃いせいで亡者化の力が強いかわりにより死に近づいたと思われる」


 なるほど、確かにバッドエンドでは完全に自我を失っていたな。


 てかたしか亡者よりのハーフで死の力を持ったやつってゲーム中にいたはず…


 「まだ死の力は弱いが亡者化を使うのは本当に緊急の時だけにした方が良いじゃろう。でないとこの力のもう1人の持ち主である今代のデスウィッシュの国王ロー・デスペア様のように死した者を永遠に亡者とさせる化け物に成り下がるぞ」


 あ、そうだラスボスの力だ。


 「それと、お主『苗床』はしっておるか?その力があれば苗木を生み出すことはできずとも元ある苗木なら上書きできるかもしれんぞ」


 【まじで?】


 それならもしかしてレベルUPもできる?


 「試してみるか?それならそこにハイドが植えた苗木があるから試してみろ」


 【いいのか?】


 「ああ、この世界は弱肉強食じゃ。

何をしてでも強くなろうとしたものが勝つ。それにハイドも上書きすることはできるだろうからな」


 【なるほどそれなら遠慮なく】


 でもどうやるんだ?取り敢えず触ってみるか。


 っ⁉︎何かが吸われていく。


 その瞬間金色だった苗木が紫黒になった。


 「ほう、お主のから死の気配が消えた。つまり死の力をある程度貯めてから苗木に触れる事で上書きできるようじゃな」


 なるほど、でもこれで念願のレベルアップができる。


 ふう、やってみるか。


 『レベルUP』


レベル1→2

所持フレア1000→400

使用フレア600→900

体力7

持久力5→6

筋力6

技量4

防御2

魔力3

妖力2

気力5


 おお、取り敢えずこれでいいか。


 『完了』


 これでスタミナ増えたのかな?


 でもこれでついにレベルUPできるようになったんだ。


 よしこれからは敵は積極的に倒すことにしよう。


 転生して3日。


 意外と早くレベルUPできた。


 

_____________________


あとがき


 ついに1章を無事おわらせることが出来ました。


 これからもよろしくお願いします。


 また、少しでも面白いと思っていただけたら⭐︎やフォロー、♡よろしくお願いします。

 

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