【330万PV感謝 完結済】幼馴染みをネタに脅されてイジメを受け入れたが、俺をイジメてた奴と幼馴染みが出来てたと知って思いやりと言う感情を捨てた俺は持てる全てで復讐する
第19話 KUZU file 池月 流星 誤算の地獄入口
第19話 KUZU file 池月 流星 誤算の地獄入口
前置き : この作品は暴力や性的な描写を伴いますが、暴力行為を助長する物では御座いません。
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〇池月 流星 誤算の地獄入口編
翌朝俺は取り巻きと一緒に一昨日昨日と処女だった女とヤリまくった自慢をして登校していた
「んでさ・・・一昨日は一晩中やりまく・・ん?なんだこれ・・」
俺は自分の席の椅子に大きな穴が空いてる事に気付いた、俺は直ぐにクラスの連中に犯人を問いただした
「おら!!誰だ!俺の椅子にこんな事したやつ!!」
近くのクラスメートの胸倉を掴み上げると、自分では無いと首を振りその目線は野良犬を見ていた
俺は取り巻きと野良犬を取り囲み奴の机を蹴り上げ倒した
「おい!野良犬、俺の椅子に面白い事したのはお前か?ああん!」
野良犬は顔を上げて俺を見るその眼は何時も前髪で隠れていたが綺麗に切りそろえてあり、鋭い眼光が見えたので少し驚くがすぐに野良犬の前に座ると近距離で睨みつける
「なぁ、狛犬!お前かと聞いてるんだ?」
「ああ、俺が穴をあけてやったそれがどうした?」
【プチッ】
俺はキレて奴の頬を思いっきり殴りつけた、俺に続けと取り巻きも連中も奴に蹴りを何発も入れていった
しかし、おかしい・・・やつは殴ろうが蹴ろうがビクともしない・・・
奴は椅子に座った状態で左足を蹴り上げると、俺の意識は瞬間で飛んだ
気付くと奴が俺の自慢の金髪を握ってプチブチと音をさせながら宙吊にしていた
俺は頭の痛みで、暴れるが暴れれば暴れるほど髪の毛が抜けていく、喋ろうにも歯が何本も折れており口の中は血まみれだ
痛みで涙が出るが俺は野良犬に「おまえ!こんな事してタダで・
【ぶへっ】
ブチブチと大量の髪の毛の抜ける感触と頬への痛みが俺を襲う、目の前がクルクル回転して気付くと取り巻きの間に落下していた
「お、お、あま、こんな事して、ただです
全て言い切る前に鳩尾に前蹴りを食らう
「おえぇぇ」
胃の中の物が溢れてきて床に吐き出しのたうち回る
「おい、俺の机もとに戻せよ・・」
奴は冷たい目で椅子に座った状態で俺を睨み付ける
「は、はぁなんで俺が
【ドゴッ】
奴は軽く裏拳を放っがそれだけで頭がクラクラして意識が朦朧とする、本能で危険だと感じる程の力の差に体が震える
「わ、わかった!戻す、いま戻す!」
そう言うと慌てて転がった奴の机を元の位置に戻す
「おい、俺の席の前にお前の吐いたゲロがあるぞ」
奴は俺の吐いた物を指さし、処理する様に命令する、今はプライドがどうこう言っている場合では無い命の危険を感じる
「わ、わかった!いま雑巾で
俺は用具入れに向かおうとすると奴に止められる
「はぁ?教室の雑巾は昨日おれが綺麗に干したんだぞ?それをお前が汚すのか?お前と取り巻きの服で綺麗にふき取れよ」
はぁ?俺の服でゲロをふけって?コイツは頭がオカシイのか・・
「そ、そんな・・・かん
「はぁ?なんか問題あんの?なぁ」
ダメだ断れば只で済まない・・ここは言う通りに・・・
「い、いえ・・お、おいお前らも上着を脱げ!」
嫌がる取り巻きのブレザーを無理やり毟り取り自分の吐いたゲロをふき取る
「今日はそれを着て授業を受けろよ」
「「「え?」」」
ヤバい、ヤバい・・コイツはヤバいイカレてる・・恐怖で体が震える
異様な雰囲気の教室に遅れて来た姫野が現れた
「けんちゃん!これは!?どういうこと?池月君たちも、いったいなにしてるの!?」
姫野・・お前ほんと最高だぜw今日は他の女の予定キャンセルしてお前を沢山抱いてやるよw
俺は逆転勝利を確信して野良犬に告げる
「おい!狛田!お前わかってるよなぁ?俺達にこんな事してよぉ」
奴に殴られてボロボロの顔を取り繕い奴と姫野の顔を交互に見て口元が緩む(俺にこんな事して、倍・・いや10倍にして仕返ししてやる!)
奴は、俺と姫野に向き直ると、白けた顔をして溜息を吐き
「はぁ~既にお前ら出来てるだろ?それに元幼馴染がどうなろうが俺には関係ないな~」
奴の言葉に驚く・・不味い不味い奴に既にバレてる!このままじゃ奴を強請れない・・どうする、どうする!
「え!?どういうこと!?けんちゃん、私と池月君が出来てるってなんで?それに元幼馴染だなんて・・」
「ああ、俺昨日放課後この教室に戻ってきたんだよね、そこでお前と池月が俺の机で交尾してるの見ちゃったんだよね、ああ言い訳はいいよ動画も写真も撮ったしね」
「ああ、いや・・そ、そんな・・」
奴は姫野に何やら告げると、真っ青な顔をして姫野は教室から走り去っていった
「おいおい、委員長がサボりで早退してどうするんだよw」
奴は俺の方に振り向くと、再び俺の髪の毛を掴み上げ捻り上げる
「いっ!痛い!や、やめろ!」
「はぁ?やめろぉ?」
「や、やめて下さい・・狛田さん・・ゆ、ゆるして・・下さい・・」
今はとにかくこの場を乗り切るしかない、胸糞悪いが此処は奴に形だけの謝罪を・・すると奴は俺の髪の毛を離し、俺の額を指さし告げる
「452回と 16万5220円」
奴は何かの回数と金額を俺に告げる、ん?何だ?
「はぁ~お前らに殴られたり蹴られた回数と、お前らに使った金だよ」
「そ、それは・・どういう・・」奴の意図が分からない・・兎に角ここは、なんとか穏便に・・
「わかんない?、これから2年の間に全部返してもらうって事だよ?わかる?お前ら3人で分担してくれていいけど?どうする?」
奴の氷の様な笑みに俺達は恐怖した、そして今まで良くしてやった取り巻き達は急に掌を返して俺を裏切る
「い、いや俺たち・・僕たち池月に命令されて、イヤイヤ従ってて、殴るのもお金も池月にお願いします!」
もう一人も同様に奴の前に土下座している、俺は取り巻きの裏切りに怒りがこみ上げる
「おい!ふざけるな!お前らに幾ら使ったと思ってるんだ!女だって何人も面倒みてやっただろ!お前らこそ俺の分も殴られろ!!」
そう取り巻きの一人の胸元を掴み叫ぶが俺の横顔をもう一人の取り巻きが殴りつける
「ぐへっ」
不意をつかれて殴られた俺はそのまま倒れ込だ、倒れた俺を袋叩きにする取り巻き達
「前々からお前ウザかったんだよ!」「いつもいつも偉そうにしやがって!!」
「お、お前ら!。や、やめろ!。やめてくれ~」
頭を抱えて亀の様に耐えていたら急に取り巻きのからの暴力が止み顔を上げると、はるか遠くで机に埋もれて気絶している取り巻き達が見えた。
「これから、毎日楽しく遊んでやるから楽しみにしとけよ?毎日ノルマで30回殴るからな?w」
「ひっっ!!」
「死ぬなよ?w」
奴が悪魔か化け物に思えた、自分の席に戻る途中で振り返りさらに告げる
「ああ、そうそう俺を訴えてもいいけど朝からお前らが先に殴ってるのは、あそこの俺のスマホでバッチリ録画してるし、お前と元幼馴染の学校での不適切な行為の録画してるし、出るとこ出てもいいんだよ?」
逃げ道をふさがれ俺は顔を床にうずめて呻いた
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追記:お蔵入りにしようと思ったクズのモブの悲劇話についても投稿します、モブが追い込まれた際のサブストです、長いのでオマケ程度にお楽しみ下さい。
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