第17話

「あれ?そういえば前髪くくらないの?メガネは取ってるけど。」

「あー、気づいたら寝てたから。忘れてただけ。」

「じゃあ、特別に航さんが結んであげよう。シュシュ?これでい?」

「なんでもいー。お願いしまーす。」


楽だけど、近いんだよねー。

おでこに触れる手に、ドキッと…はしないかな。

ただ、結構心地いい。


前髪無くなると視界がいいー。すっきりー。


大好きなアイスと大好きな音楽、優しい兄とお隣さん。平和でいいなぁ。


このままのんびり過ごしたい。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る