第18話

あーーーーねむーーい。

もうちょっと寝てたい…


ツンツン

ツンツン


「奏兄…あと5分…」

「もう時間ないよ。おはよう。」

「……あれ?航?」

「友美さんに起こしてきてって言われて。もう時間やばいよ。起きな?」


んーーーーん?んんん???!


「ちょっ?!なんで?!え?!近っっ!え?私?!あれ?」


「ふふっ。起きた?早く顔洗いな?僕は下に降りとくね。」


お母さん…可愛い娘はもう高校生だよ。

年頃女子を起こしてきてって…


はぁ…って本当に時間やばい!

朝ごはんは外せない派なんだよーーー!


ダダダダダダッ


「おかーさん!ごはーん!もうちょっと早く起こしてよーー泣。あとあと航に起こさせないでよー!」


「起こしたのよー?起きないからー。奏もバタバタしてたし航くん来てラッキーと思って。うふふ。」


うふふじゃねえし!

おっとっと。

「いただきまーす!」


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る