「いいこと。あったかも？」

「なんで疑問系なの？どんないい事があったの？」

「今日ね、前の席のかわいい女の子と一緒に帰ったんだけど。弟くんが私の好きなバンドめっちゃ好きなんだって。あのバンドの話ができるなんて！って嬉しかったんだな、私。」

「へぇー…あのバンド好きとかあんまり聞かないもんね。僕も好きだけどね。」

「航が好きなのは知ってるよー。そうそう、学校の人とバンドの話できるとは思わなかったなー。趣味いいよねー。」

「そうだね。僕も趣味いいけどね。」

「さっきから何それ。笑」

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい