第11話

「ねえねえ、あの3階の窓のとこ!2人ともかっこよくない?」

「やば!めっちゃイケメン〜しかもこっち見てない??」


ちらっ。

やっぱりか。

奏兄も航も目立つんだよねー。

学校では最新の注意を払わなきゃ。


ドンっ


「わっ」

奏兄たちに気を取られてたらぶつかっちゃった。 

「山川さん、すみません。」

「えー!いーよいーよ、これくらい!1ミリも気にしないでー。痛くなかった??」

「あ、私は全然。」

「なら良かったー」


山川さん、優しいな。


体育館で今からレクか。面倒だなー。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る