【明日のジョニー】
酒は人を開放的にさせる飲みものである
その日俺とジョニーは居酒屋にいた
大学の新歓コンパでであったB子と一緒に
酒を飲んでいたのだ
B子とは2人きりで何度か遊んでいたので
きっかけがあれば付き合えるとふんでいた
居酒屋をでた俺とB子はホテル街を歩いていた
もちろん偶然ではなく
ワンチャンあるかも?
と想定してそのルート上の居酒屋にしたのである
俺はB子の手をにぎり
「ちょっと休憩していこ」
と言うと
「なんもせえへん?」
と問いかけた
俺は曖昧な返事を返しつつ
ジョニーはもうその気だぜっと思った
ラブホにはいるとB子はベットに腰をかけた
俺は冷蔵庫からお茶を2本とり
片方をB子に差し出し
そのまま横に座る
肩に手をまわして体を密着させても
嫌がるそぶりはない
俺もB子もお酒で積極的になっていたのだろうか
俺はB子との初キスをした
小一時間いちゃいちゃした後
B子はシャワーに入った
10分ほどして入れ替わるように
シャワーに入った俺は
入念に入念にジョニーを洗った
シャワーから出た後
ふたたびいちゃいちゃタイムに入ったのだが
ジョニーの異変に気付いた
ジョニーがフル勃起しない!!
はん勃ち状態だ
どうやらジョニーは酒に弱かったらしい
しかしここまできて挿入せずに終わるのはマナー違反だ
紳士な俺とジョニーにはそんなことはできない
ジョニーが元気になるまで舐めたり触ったりして
時間を稼ぐ作戦にでた
だめだ勃たない
もう時間はひきのばせない
俺は腹をくくり
ジョニーをはん勃ちの状態で挿入する作戦に
変更することにきめた
ジョニーをB子のあそこにあてる
挿入できない
ヘタっとなる
まるでしおれたアサガオだ
もうモタモタのグダグダだ
俺もジョニーも恥ずかしさでいっぱいだ
B子に童貞やと思われてるんちゃうかな
などと考えるとさらにあせりは増した
俺は心の中で叫んだ
勃てー
勃つんだ!
ジョニーーーーーー!!!!
もうジョニーに俺の声は聞こえなかった
酒は人をダメにする飲み物である
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