【ジョニーと秘密倶楽部2】

「人生は近くで見ると悲劇だが遠くから見れば喜劇である」

チャールズ・チャップリン


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ある日のバイト終わりの夕方

ジョニーは苛立っていた

欲情のパトスを発射したがっているのが俺にはわかった

俺はピンときた

秘密倶楽部ならこの溢れるパトスを放出できると


早速秘密倶楽部に電話予約をした


した後に気づいてしまった、、、

今は夏場で肉体労働のバイトした後であったと


ジョニーは紳士だ

匂いたつ不潔な状態を女性にさらすなど出来はしない


俺はコンビニにはいりAgの体臭用スプレーと

アルコールの体拭きを買った

下着は着替えがあったのでこれで問題はないだろうと思っていた

着替えてアルコールの体拭きで脇や股などを入念にふきスプレーを全身にふった


念には念をと思いジョニーの皮をむいて

アルコールの体拭きでゴシゴシと汚れをとった

悲劇はここから始まった


すぐに異変に気付いた


ジョニーがとんでもなくヒリヒリする

なにもしてなくても痛い

体拭きの注意書きをみると

《絶対にデリケートゾーンへの使用はおやめください》と記述されていた


紳士な俺とジョニーには予約を断るという選択肢はなかった


前回とは違う女性を指名した

なるべく柔和な感じの女性にする

今回も素敵な方だった

笑顔が本当に可愛らしい

この店はパネルマジックを使わないことに好感を覚えた



ホテルまで手を繋いであるく

トークもはずみとても楽しい時間だ

ただジョニーのヒリヒリは収まっていなかった


部屋に入るとやはりはじめはボディタッチからはじまる

隅々までさわるがなかなかジョニーにはたどりつかない

焦らしプレーというやつだろう

不意にジョニーに衝撃がはしる

まだジョニー自体には触れられていなかったが

パンツを脱がせる摩擦でジョニーが悲鳴をあげた

「シャワーをあびませんか?」

このままではジョニーが危ないと感じた俺はバスルームへと逃げた


バスルームへ逃げたつもりだったが

女性も一緒に入ってきた

前回もそうだったがこの店では

女性が体を気持ちよく洗ってくれるのだ

ジョニーが悲鳴を押し殺しながら洗われる

俺は女性にジョニーの状態の事は言わない

俺もジョニーもハードボイルドだ

ハードボイルドは決して自分から弱みをみせないのだ

洗い流す時のシャワーは悶絶するほど痛かった

まるで無数の針を突き刺さすような感覚だったが俺とジョニーは耐え切った


シャワーが終わりベッドへいくと

女性はジョニーを攻め立てた

私は猛烈ないたみで体をくねらせる

女性はそれを感じていると勘違いして

ガンガン攻める

やばいくらい痛い

だめだ

このままではジョニーが危ない

俺は言った

いままでの人生でベストスリーにはいる恥ずかしいセリフを

「すいません、僕が自分でやるんで見ててもらっていいですか?」


思った通りだった

自分ですることで痛みをコントロールできる

見られながらするというのはなかなか興奮する

女性が体を密着させてくれてるのも良い

体温が気持ちいい

しかし

しかしだ

ジョニーは痛みで最後まで達することができない

どうしても手加減して最後までいけないのだ


俺は作戦を考えた

一瞬だ

一瞬だけパワーをMAXにして痛みにたえるのだ

そのためには興奮が足りない

俺は意を決した

今まで生きてきた中でナンバーワンの恥ずかしいセリフを言う

「すいません、僕の乳首舐めながら見ててもらっていいですか?」


ジョニーから発射された液体は涙にみえた

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