第2章、第9話「警戒、抹殺。」

カチッ。カチャン。


バーン!!!


カチッ。カチャン。


「…何故、生きているのさ?」

「……さぁな?(左手で押さえながら)」


カチッ。カチャン。


バーン!!!


カチッ。カチャン。


「貴方も私も''存在しないはずの空間''に居るさ。」


カチッ。カチャン。


バーン!!!


カチッ。カチャン。


「''故人''については、何も突っ込まないだな…?」


カチッ。カチャン。


バーン!!!


「貴方こそ、撃っても、撃っても、撃っても、再生している事に関して….。」

「ははは。」


………容赦が無いな……はっきり言って、痛い。再生すると言っても、痛感は存在するんだよな。…要は痛いんだ。ははは。


「俺の名前は笹丸らささまるら。よろしくな。''ルーヴェンド''さん?」

「……追い詰められている状況下で''自己紹介''とは?随分、余裕があるんですね?」


続く。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る