第2章、第3話「精神崩壊」

その後も、俺は笑い続けた。……笑い続けるしか無かった…。


その後も、ずっと、笑い続けた…。


………………………………。


………ふと、俺の頭によぎった。


''''存在しない空間''''


それは''本来のあるべき姿''では無いという事。


…そして、それは…つまり、''嘘''である。という結論に至った。


あれが''嘘''だと分かった瞬間、俺は正気を取り戻した。


どうやら、ここの「存在しないはずの空間」は精神崩壊を招くようだ…ははは……ははは…。


………油断は禁物だ。


続く。

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