第44話:マインドフルモード

チャプタ―1

ここは、ケーキ屋である。

俺達は、デコレーションケーキを作成していた。

「デコレーションケーキ。5ホール。」

「えっ、いつの間に?」

「昨日から、しこんいでいただろう?」

「す、済いません。」

「どおりで、でも、精巧に出来てる。」

「まるで、芸術品だな。ま、眩しい。」

チャプタ―2

ここは、キエーレビルの12Fである。

そこには、尽とスペクトリィ―とテレカが居た。

「今のレベルより上のを、召喚出来るようにしておいたぞ。」

「責める気満々ですか。」

「何か、危なっかそうですね。」

「ふっ。試しに行って来な。」

「仰せのままに。」

チャプタ―3

ここは、山王である。

そこには、スペクトリィ―とテレカが居た。

「冬虫夏草だってさ。」

「キノコよね。私に任せて。」

「そんなのまで、居たとは。」

「出でよ、べシュル獣「べシュルオフィオコーディセプス」。」

テレカは、べシュルオフィオコーディセプスを召喚した。

「粉まみれでございます。」

チャプタ―4

ここは、ケーキ屋である。

俺達は、ケーキを並べていた。

「ちょうど、揃ったな。」

「んー、良い匂いだね。」

「確かに、それは、言えてるな。」

「後は、テーブルと椅子だな。」

「まるで、喫茶店じゃない。」

「許可なら、とっくに貰ってあるぞ。」

チャプタ―5

俺は、コンディトXに乗って、西大井辺りを走っていた。

「これで、全件だ。」

「いつも、あんなに売るのか?」

「いや、たまにはってとこだな。」

「それにしても、匂いが・・・。」

「済まない。」

チャプタ―6

ここは、大井である。

そこには、べシュルオフィオコーディセプスが居て、街を破壊していた。

「クククッ。粉まみれ。」

「ウワーッ。キャーッ。」

俺は、そこへ辿り着いた。

「コンディトクロス。」

俺は、ジャッジオルトロスに変身した。

チャプタ―7

「そこまでだ。」

「な、何者だ?」

「破壊を根絶やす蛇。蛇剣士ジャッジオルトロス。あまくないぜ。」

「レンチュウ。」

べシュルオフィオコーディセプスは、十体ものレンチュウを召喚した。

「ソワソワ。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

俺は、拳や蹴りで、レンチュウ達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプター8

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

俺とべシュルオフィオコーディセプスは、互いに攻撃しまくった。

「粉幻衝。べシュルパウダー。」

べシュルオフィオコーディセプスは、幻衝力の粉をばら蒔いた。

「ウワーッ。何だ、この粉は?」

「キノコにしてくれる。」

「くそっ。動けない。」

チャプタ―8

その時、俺の全身が紫色の光を放って、俺は、マインドフルモードになった。

「マインドフルモード。」

「な、何ーっ?」

「炎幻衝。雷幻衝。」

俺は、炎と雷を同時に想像して術を放った。

「グヘーッ。ほ、胞子が・・・。」

「コンディトライフル。」

俺は、コンディトライフルという名の重火器を両手で持って構えた。

「コンディトペインバスター。」

俺は、べシュルオフィオコーディセプスを狙撃した。

「ギャーッ。」

べシュルオフィオコーディセプスは、爆発して消え去った。

「晴れ晴れ。」

チャプタ―9

そこへ、セミンミピーラスがやって来た。

「破壊の硬貨。」

セミンミピーラスは、べシュルオフィオコーディセプスを蘇生し巨大化させた。

「グオーッ。」

「召幻衝。コンディトサーペンテス。」

俺は、召喚したコンディトサーペンテスに飛び乗った。

「カイザーモード。」

俺は、コンディトサーペンテスを人型に変形させた。

「コンディトフリート。」

チャプタ―10

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

コンディトフリートとべシュルオフィオコーディセプスは、互いに攻撃しまくった。

「粉幻衝。べシュルパウダー。」

べシュルオフィオコーディセプスは、爆発する幻衝力の粉を放ったが、

コンディトフリートは、コンディトシールドで防ぎきった。

「さすが、コンディトシールド。」

「雲いきが怪しいな。」

「次こそ。粉幻衝。べシュルパウ・・・。」

その時、雷が、べシュルオフィオコーディセプスに直撃した。

「ギャーッ。山のキノコは、要注意ーっ。」

べシュルオフィオコーディセプスは、爆発して消え去った。

チャプタ―11

ここは、ケーキ屋である。

俺達は、材料の在庫を調べていた。

「もう少しで、材料切れか。」

「今日は、どうにかなったね。」

「客が一人も来ないとは・・・。」

「それは、誰にもどうにも出来ないぞ。」

「こういう日もあるってものよ。」

「仕方ない。明日で何とかしよう。」

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