第43話:タヌキモのべシュル獣
チャプタ―1
ここは、ケーキ屋である。
俺達は、ケーキを箱に詰めていた。
「ケーキを積み込んで。」
「これで、全部ね。」
「配達して来てくれ。」
「それじゃ、行って来ます。」
「箱は、丈夫だったよね?」
「それなら、心配無い。」
チャプタ―2
ここは、キエーレビルの12Fである。
そこには、尽とスペクトリィ―とテレカが居た。
「責める力を、もう少し有効に使え。」
「は、はい。次は、吸収と。」
「タヌキモでどうかと。」
「と、とって。行って来い。」
「はいーっ。」
チャプタ―3
ここは、北馬込である。
そこには、スペクトリィ―とテレカが居た。
「吸引系とは、言ったが。」
「任せて。出でよ、べシュル獣「べシュルウトキュラリア」。」
テレカは、べシュルウトキュラリアを召喚した。
「ギュルルーッ。」
チャプタ―4
ここは、ケーキ屋である。
群と兆米は、ケーキの下準備をしていた。
「十五件も、一人で?」
「あいつは、昔から、そういう奴さ。」
「無茶してなきゃ良いんですけど。」
「心配しなくて良いレベルだぞ。」
「あーっ。レンジ。ふーっ。」
チャプタ―5
俺は、コンディトXに乗って、中馬込辺りを走っていた。
「やっと、配送し終わったな。」
「週三回か。」
「ああ。去年から、切り換えたからな。」
「で、順調なのか?」
「今のところはな。」
チャプタ―6
ここは、上池台である。
そこには、べシュルウトキュラリアが居て、街を破壊していた。
「吸幻衝。べシュルドレイン。」
「ウワーッ。キャーッ。」
俺は、そこへ辿り着いた。
「コンディトクロス。」
俺は、ジャッジオルトロスに変身した。
チャプター7
「そこまでだ。」
「な、何者だ?」
「破壊を根絶やす蛇。蛇剣士ジャッジオルトルス。あまくないぜ。」
「レンチュウ。」
べシュルウトキュラリアは、十体ものレンチュウを召喚した。
「ソワソワ。」
「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」
俺は、拳や蹴りで、レンチュウ達を一掃した。
「キエーッ。」
チャプタ―8
「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」
俺とべシュルウトキュラリアは、互いに攻撃しまくった。
「吸幻衝。べシュルドレイン。」
べシュルウトキュラリアは、俺のエネルギーを吸収した。
「ウワーッ。パワーそのものが・・・。」
「クククッ。吸い尽くしてくれる。」
べシュルウトキュラリアは、俺に接近して来た。
「今だ。アヌビスミスト。」
俺は、両手から、幻衝力の毒霧を放った。
「ヌオワーッ。く、苦しーい。」
「斬幻衝。コンディトスラッシュ。」
俺は、べシュルウトキュラリアを一刀両断した。
「ギャーッ。」
べシュルウトキュラリアは、爆発して消え去った。
「晴れ晴れ。」
チャプタ―9
そこへ、セミンミピーラスがやって来た。
「破壊の硬貨。」
セミンミピーラスは、べシュルウトキュラリアを蘇生し巨大化させた。
「グオーッ。」
「召幻衝。コンディトサーペンテス。」
俺は、召喚したコンディトサーペンテスに飛び乗った。
「カイザーモード。」
俺は、コンディトサーペンテスを人型に変形させた。
「コンディトフリート。」
チャプタ―10
「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」
コンディトフリートとべシュルウトキュラリアは、互いに攻撃しまくった。
「吸幻衝。べシュルドレイン。」
べシュルウトキュラリアは、俺達のエネルギーを吸収した。
「ち、力が抜けてゆく。」
「あの両手の口をなんとかすれば。そうだ。コンディトシールドだ。」
「理解った。盾幻衝。コンディトシールド。」
俺が、そう叫ぶと、コンディトシールドという名の盾が出現し、コンディトフリートは、
それを左手で持った。
「もう一回喰らうが良い。吸幻衝べシュルドレイン。」
べシュルウトキュラリアは、俺達のエネルギーを吸収しようとしたが、逆に吸い取られた。
「な、何でえーっ?」
「拳幻衝。コンディトドライブ。」
コンディトフリートは、べシュルウトキュラリアに拳を決めた。
「湿地に戻りてえーっ。」
べシュルウトキュラリアは、爆発して消え去った。
チャプタ―10
ここは、ケーキ屋である。
俺達は、売り上げのデータを見ていた。
「今日も売り切ったな。」
「ここまで、売れるなんて・・・。」
「それだけ、努力した結果かもな。」
「来週も、こんな感じだと。」
「当てにしない方が良いわよ。」
「まっ、何とかなりそうだが。」
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